noriba-ba's garden

ピエール・ドゥ・ロンサールが満開!

山庭のバラは今まさにモッコウバラが満開で

アンジェラとアンネのバラがようやく少し咲き始め

あとはまだほとんどが蕾なのだが

市内の自宅の庭ではピエール・ドゥ・ロンサールが

今ちょうど見頃を迎えている。

可愛らしいカップ咲きの大輪のつるバラで

丈夫で育てやすいので私のような初心者

そしてずぼらガーデナーにはぴったりだ。(笑)

5~6年前に玄関横の植え込みに新苗を植えたのだが

ぐんぐんとシュートを上や横に伸ばしていき

今年はついにここまで広がってきた。

そして愛らしい花を枝一杯に咲かせている。

そう言えば…昨年まではこの窓辺に

今は亡き我が家のニャン、ティーティーウーが

バラと一緒にちゃっかり写り込んでいたっけ…。

でも、もう二度とその姿を見ることはできない。

バラは今年もキレイに咲いたのに…。

そんなことを思いながらバラを見ていると

何だかティーウーの供養のために

こんなにも美しく咲いてくれたように思えてくる。

このバラは花の開き具合によって

あるいは花の咲く枝の場所や日当たりによって

一つひとつの花の表情がまるで違って見える。

蕾が開き始める時はこんなふうに

花全体が白っぽい印象だが

開花が進むにつれて花の真ん中からピンク色が濃くなり

それも一つひとつ色合いが微妙に違ってきて

やがて満開になると幾重にも花びらが重なった

可愛らしいカップ咲きになってくる。

その刻々と移り変わっていく花の姿も

一つひとつの花の色合いの違いも

とても同じ株から咲いた花とは思えないほどだ。

それがピエール・ドゥ・ロンサールの魅力かも知れない。

消毒もろくすっぽしたことがないのに

病害虫にもやられずこうして元気に咲いてくれるので

本当に手のかからない優等生のバラだ。

さすがバラの殿堂入りしただけのことはある。


ちなみにこのピエール・ドゥ・ロンサールという名は

16世紀のフランス・ルネサンス期を代表する詩人で

「バラの詩人」と呼ばれた

ピエール・ドゥ・ロンサールにちなんで名づけられたとか…。

花の名前に詩人の名をつけるなんて

何だかオシャレでとてもロマンチックだよね。


この命名の由来といい、強健で旺盛な生命力といい

そして何より優雅なこの花の雰囲気といい

世界中でもっとも愛されるバラと言われるだけのことはある。


でも同じピエール・ドゥ・ロンサールでも

山庭のものはこれほど立派じゃない。

と言うよりか、辛うじて生き永らえている…(笑)

そう言った方が正解かも知れない。


やはりいくら強いと言っても育つ環境によって

生育状態がずいぶん違ってくるようだ。

街には街にふさわしいバラが育ち

山には山にふさわしいバラが育つのだろう。

当たり前のことだが

氏より育ちとはよく言ったものだ。


その山にふさわしいバラは今はまだ蕾。

今週末あたりには少しは開花が進むだろうか。

今から楽しみで仕方がない。


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