noriba-ba's garden

もう少し待ってクレマチス?

5月は一年中でいちばん爽やかな季節のはずなのに

先週末の暑さと言ったら…。

一気に春を通り越して

早くも夏が来たかと思わせるほどだった。

こう暑いと日中の炎天下でのガーデニング作業は

さぞ大変だろうと思うかも知れないが

実は山のガーデンは周りを木々に囲まれているので

木陰も多く案外涼しいのだ。 

中でも風の通り道にあたる場所では

吹く風が爽やかに感じられ、とても気持ちがいい。

さてそんな木洩れ日が射し込む半日陰で

涼し気に咲いているクレマチスはスノーパラダイス。

その名の通り雪のように白い大輪の花が美しい。

つい先日、一番花が開花したと思っていたら

あれよあれよという間に6輪も咲いているではないか。

ボーッとしてたら危うく見逃すところだった。

本当に油断も隙もあったもんじゃない。(笑)

しかし残念なことに花びらに点々と虫食いの穴が…。

嫁入り前の大事な娘に悪い虫がついたと嘆く

父親の気持ちが痛いほどわかる。

でも全体の美しさはこれしきの虫食いの穴ごときでは

損なわれるものじゃないと気を取り直し

虫食いなんか虫…いや無視することにした。(笑)

スノーパラダイスの次に咲き出したクレマチスが

このラヌギノーサ系の H.F.ヤングだ。

目の覚めるようなロイヤルブルーがとても美しく

おまけにめちゃめちゃ大きいので

まだたった一輪なのにその存在感はハンパない。

どこか近寄りがたい雰囲気も感じられ

まるで女王様のような気品溢れるクレマチスだ。

そのせいだろうか…虫食い穴がひとつも見られないのは

余りにも恐れ多くて

虫も容易に手を出せないのかも…。(笑)

一方こちらのクレマチスはラティスに這わせている

パテンス系八重咲きダンシングキングだ。

ほのかな薄紫色の花びらが幾重にも重なって咲く

とてもゴージャスな花姿だ。

八重咲きには一重のクレマチスには無い華やかさが感じられ

これがラティスを埋め尽くす光景は圧巻なのだが

それはもう少し待ってクレマチス…。(笑)

ラティスのもうひとつの八重咲きのクレマチス

ダッチェス・オブ・エジンバラもようやく咲き出した。

まだ開きかけだが、最初は淡い緑色がかった花びらが

徐々に白色に変わっていく様が魅力的だ。

昨年はこの花とダンシングキングを同じ品種だと

てっきり勘違いしていたことを思い出すが

今年は大丈夫…完璧に見分けがつくようになったので。(笑)

 

思えばこうしてブログに書くことで

知らない植物の名前やその由来、生育の環境や特徴など

いろいろと学ぶことが多い。

そしてひとつ知るたびに「へえ~」とか「ほお~」とか言って

驚いたり、感心したり、納得したりするのだが…

悲しいかな…すぐに忘れてしまい

また同じことを調べては「へえ~」とか「ほお~」とか

初めて知ったようにまた驚いている私って…。

96歳の母のことを笑えないや。(笑)


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