のりとん生活

家族の会話を交えながら日常、お気に入りの商品やお店、イベントやニュースなどを綴ります。

義母デイサービスに行く

2025-01-23 13:06:00 | 日記
今年になってデイサービスに行くことになった義母。おためしで1回半日行って、翌週半日コースに行ってきました。デイサービスとの契約が終わり、これからは週1回1日コースでお世話になります。

なにしろ言っても1人で支度ができません。前回は
「はい、着替えて〜」
「はい、ごはん食べて〜」
「はい、薬」「歯みがき〜」
「トイレは…」「上着着て!」
「靴履いて!」
「ここに座って待ってな〜」
お迎えの時間に遅れないように、くっついて世話を焼きました。
けっこうな時間を拘束され、その間仕事ができません。

送り出して、ホッ。
疲れた〰どっと疲れました。

デイサービスから帰ってくると入浴を済ませ、ボサボサで出かけた髪がきれいに整っています。
お手上げ状態だった分厚い足の爪も切ってもらってすっきり。
昼食を済ませての帰宅も助かります。

元々出かけない人が出かけると、たった半日でも疲れるようです。帰ってくると部屋に直行のお昼寝タイム疲れが翌日も翌々日も…続きます。起きてくるとソファーに座り、ボ〜ッ。テレビの買うでもない通販番組をつけたままトロ〜ン😴最近は口数が減り、面倒くさいことは嫌、考えるのも嫌という感じです。少し前まではすぐにファンヒーターをつけていましたが、ここ最近つけずに割合薄着でいるのが気になります。

あまりに何もしないので、気になってデイサービスの方に聞いてみました。そしたら疲れるのは当たり前なのだそう。逆に疲れて帰ってくれる位でなくては困るようです。それが頑張っていい所を見せてきた証拠であり神経を使ってきた証拠。そういう刺激が大切なのだそう。「通っていけばだんだん慣れてきますよ」とのことでした。

区役所の介護課からも調査員の方がお見えになりました。令和4年に1度経験があります。調査員が義母の手足の動きや記憶力などを検査します。前半は誰の目から見ても頑張っているのがわかります。 
曲がった腰がピーン。歩くスピードが速っ。右手で壁につかまっていれば左足を90度近くまで上げて立っています。

次に生年月日を聞かれると、しっかり答えられました。でも年齢を聞かれたら、実年齢よりだいぶ上の90歳と答えていました。実際はつい最近87歳になったばかりです。

「誰と住んでるのかしら〜」という質問には、私の方を指さし「この人」。なかなか次が出てきません。首を傾げながらしば〜らく考えて「この人っち」と、うまくまとめていました。

「いつも何時頃起きるのかしら?」と聞かれ「8時」と答えます。
続いて「朝ごはんは何時頃食べるのかしら?」と聞かれるとこちらも「8時」
「今日は朝ごはん食べました?」と聞かれ「食べました」
「昼ごはんは…?」「食べました」「夕ごはんは…?」「食べました」

???

次に目と記憶力の検査。紙に書いてある数字を読ませ、絵を見せ手で絵と同じポーズをさせます。
「覚えておいてね」
これはもう予想通り!後から聞かれても覚えてるなんて無理。
暮れまでは何回も何回も同じことを聞く。
・・・のに忘れちゃう
・・・のに間違えてる
怒れてくるけどグッと我慢。
夫は自分の親だから
「なんで忘れる!」
「なんですぐリセットされちゃうんだ!」 
「記憶が3分持たねぇな!」
とすぐ爆発。
あんまり言われると義母も
「あんたも私の歳になってみな」
「あんたよりいくつ上だと思ってる?おんなじようにはできないよ」と黙ってはいません。 
でも年が明けてからはそんな覇気もないように感じます。

気がつくと、義母は調査員さんの横で眠りの世界

その間に私達夫婦も色々聞かれました。

調査員さんがうっすら目をあけた義母に「疲れちゃったねぇ。最後に1つだけ。今の季節は何かしら〜」と聞きました。
わからないみたいで、首を傾げています。
「春、夏、秋、冬のどれかしら?」しば〜らく、しば〜らくかかって「冬だね」

続けて同席していたケアマネージャーさんが「今、何月かわかる?」と聞きました。
「今???」
わからないようです。
しばらく首を傾げ、だいぶたってから「1月」と答えることができました。

明らかに令和4年とはレベルが違う。呆けが進行しています。
暮れから更に酷くなっているように感じます。私達家族も意識を変えなくてはなりません。もうオブラートに包んだようなものの言い方は通じないし、部屋の中や押し入れの中も物色しなきゃ駄目な感じです。

昨日はデイサービス初の1日コースでした。契約時に朝の支度についての悩みを話すと「起きてきたままの状態でいいですよ。着替えを持たせてくれれば入浴時に替えますので…」と言って下さったので、甘えさせてもらいました。
「お義母さん、洋服はこれでいいよ。着替えはいいからごはんを食べちゃって…」
着替えの分だけ荷物は増えますが、楽〰
帰りは夕方4時半過ぎ。
送ってきてくれたスタッフさんが「今日はお昼寝せず頑張っていたから夜はぐっすりだと思います」
連絡帳に目を通すと1日の様子が書かれていて、体操に参加、昼食におやつ、周りの方とも話をしているもよう。
義母は帰ると部屋に寝に行きました。ほんとぐっすり
起きてくるかな〜
待っていましたが、結局お夕飯を食べずに寝てしまったようです。
頑張ってきたんですね〜

こういう時、子供なら「頑張って偉かったねぇ〜」ポンポンみたいに褒めますが、さすがにお姑さんにそれは???プフッ🤭

あとデイサービスの様子が知りたくて「今日どうだった?」と聞いても反応が鈍い。忘れちゃって思い出せないんですかねぇ。それとも面倒くさい?そんなでいまいち様子がわかりません。契約時に「インスタを見てもらうと様子がわかるかもしれません」と仰っていたのはこういうこと?
冗談で「フォローした方がいいですか〜」なんておちゃらけてみたけど、やっぱり様子をつかむにはフォロー!義母も登場するかもしれませんしね。

・・・というわけで、このバタバタはまだまだ続きそうです。













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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (noriton-seikatsu)
2025-01-24 15:15:32
kazukomtng 様

ありがとうございます。

自分でやっていたことができなくなると、どう踏み込んでいいのか考えてしまいます。今までは部屋に入るのも気をつかったし、押し入れなんてあけたことありません。
だけど同じ洋服を汚れていても平気で着続け、薄い物を何枚も重ねて着ていると、絶対他にあるよね!
押入れの中も物色せざるを得ません。
ごみの日も「捨てるから部屋のごみ持ってきて〜」と言っても「ないよ」と言います。ベッドの脚に袋を縛りつけ紙パンツをため込んでいるのを知っています。臭かったりもする。やんわりした言い方じゃあ駄目なんだなぁ〜。はっきり紙パンツ。臭いまで言わなきゃ伝わらないんですかね…。
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Unknown (noriton-seikatsu)
2025-01-24 03:44:33
もにもに 様

いや〜参りました。
急に呆けがひどくなってしまって…

口数が減りました。
何も喋らずボ〜ッとテレビをつけてる。見てるんじゃなくてつけてる。
話しかけても反応が鈍くて1回じゃ通じません。

なにしろ支度ができないのが困ります。特に着替え。寒いから脱ぎたくない気持ちもわかりますが、汚れたものは変えてほしい。

もにもにさんのお義母様の方が歳が多いのに呆けてないっていうのは立派、羨ましいです。
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Unknown (kazukomtng)
2025-01-23 16:33:43
実母も、義母も認知症だったので、
光景が目に浮かびます。
多分、今が一番大変かな?
ストレスを溜めないでね。
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Unknown (もにもに)
2025-01-23 13:31:10
のりとんさん お疲れ様でした・・・
いやいや、これが続くんですよね。
お疲れ様です。
1日でもデイに通えるようになって
良かったですね。
私は義母がボケる前の状態で特養に
入所させられたので のりとんさんの
ような日々の生活での苦労は無くて。
今は週一の居室面会15分だけですから
苦労の内に入りませんね。
この状態で同居されていると 大変な事が
多いと思いますが 義母さんは自宅に
居られて幸せだと思います。
感謝の言葉は無いと思うけど・・・
踏ん張ってくださいね。
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