上州からの山旅

凡人noyamaの山旅の記録

西国33観音巡礼2日目 (3番札所 粉河寺)

2022年12月18日 | 遍路・巡礼
 2日目は和歌山県の2寺、大阪府2寺、奈良県の1寺を巡礼
  

 行程
 令和4年12月7日(水) 晴れ
 白浜温泉宿8:00==83km==9:50紀三井寺10:25==34km==11:25粉河寺12:00==26km==12:45施福寺13:45==39km==14:40葛井寺14:45==33km==15:50壺阪寺16:45==8km==17:10奈良県橿原泊(ザ カシハラ)



【2日目 和歌山県】
【3番札所 風猛山 粉河寺 宗派:粉河観音宗 ご本尊:千手千眼観世音菩薩】 
 走行距離:紀三井寺83~粉河寺34km(累計874km) 滞在時間:0:35 拝観料:無料 駐車料:無料
 


 まずは境内入口の大門、大門というだけあってかなり大きい
 
 
 大門(重文)
 
 
 金剛力士(阿形)


 大門から参道が続き奥に中門があるが、その手前にいくつかもの堂宇がある

 
 童男堂

 
 「本尊は当山千手千眼観世音菩薩の化身である童男大士(童男行者)を祀り、毎年12月18日の童男会の法要に併せて開帳される」


 

 

 

 
 出現池
 ご本尊がこの池から出現したといわれている


 
 仏足石


 
 鋳銅製阿弥陀如来像(市文化財)

 

 
 鋳銅製水盤(市文化財)
 1775年政策、江戸時代には粉河鋳銅は全国的に有名だったそうだ


 と様々な謂れのある堂宇や工作物等を見ながら進むよさらに山門があった


 
 中門(重文)

 

 
 門の裏表に四天王


 
 中門を内側から見る


 
 本堂
 本堂前にはソテツとサツキを配した石組み庭園は国指定の名勝(桃山時代作)

 
 本堂への階段の右側

 
 左側
 本堂の前庭とその下の広場との高低差を処理する土留の役割もあるそうだ


 
 本堂(重文)

 
「八世紀(七七〇)の創建より、数度の造営と改造を繰り返し、現存の当本堂は享保五年(一七二〇)に再建された。江戸時代中期の欅材による代表的建築で西国三十三ヶ所の中で最大である。他に類例を見ない特異な形態で、一重屋根の礼堂と二重屋根の正堂とが結合した構成を持つ複合仏堂の形式である。」


 
 本堂外陣


 本堂周りにいくつもの古くからの堂宇がある

 
 丈六堂(1806年再建) 阿弥陀如来坐像が安置されている
 「丈六とは:一丈六尺(約4.8メートル)立像の丈たけ一丈六尺の仏像。釈迦の身長は常人の倍で一丈六尺あったとの信仰に基づく。座像の場合は立てば丈六になるとして八尺の高さ」

 
 ということは、この坐像は八尺(2.4m)?

 
 鐘楼 一突き50円


 
 六角堂(1720年建立) 西国33観音を安置
 手前に「湯浅桜」の立て看板があるが、境内に桜の木が多く桜に彩られた境内も見てみたい


 
 千手堂(1760年建立 重文)
 正面に千住観世音菩薩両側の脇壇には紀州歴代藩主とそのゆかりの人々の位牌を祀っている


 

 
 クスノキの巨木


 
 本堂裏手には産土神社がある 
 

 
 御朱印

 




 とにかく境内が広く規模の大きいお寺でした
 本堂前の庭園のツツジや数多くのサクラなど春は花に彩られた素敵な境内が想像されますが
 花の時季は山歩きが忙しく今のところお寺巡りは秋冬になってしまいそうなのが残念です
 
 ガイドブックには駐車料金500円とありましたが
 門前の駐車場では無料だったので土産物店でミカンを購入
 小粒ながら甘く薫り高いミカンでした
 
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