上州からの山旅

凡人noyamaの山旅の記録

針ノ木・蓮華岳(柏原新道から 2日目)

2018年08月21日 | 山2018

 
【山 名】針ノ木岳2820.6m 蓮華岳2798.6m (長野県)
【日 程】平成30年8月17日(金)~18日(土)
【同 行】鈴・田
【ルート】
8月17日(晴) 松井田5:00==7:30扇沢市営第2P7:40(1339m)------11:30種池山荘(2450m)12:00-----13:45岩小屋岳(2630m)-----14:30新越山荘(2465m) 1泊夕食 8600円
8月18日(晴)新越山荘4:50-----5:35鳴沢岳(2641m)-----6:30赤沢岳(2677.8m)-----8:30スバリ岳(2752m)-----9:45針ノ木岳(2820.6m)-----10:30針ノ木峠(2536m)-----11:35蓮華岳(2798.6m)-----12:35針ノ木峠-----14:30大沢小屋(1675m)-----15:40駐車場
【温 泉】薬師の湯 500円(割引券アリ)
【地 図】地図はこちら


 


 
 日の出は5時。小高いところに登らねば日の出は見られないので
 4時半に起床し朝食を採らずに宿を出発


 
 余り赤く染まらなかった剣岳のモルゲンローテ 


 富士山が雲に浮いて見えた



 
 新越乗越への急登を登れば


 
 剣・立山を右手に見ながらの道中


 
 鳴沢岳への登り
 朝方は冷え込んだ様で霜柱が立っていた


 
 鳴沢岳山頂2641m  剣岳をバックに



 
 スバリ・針ノ木・蓮華岳方面



 
 針ノ木隧道上から黒四ダム下流の「下の廊下」を覗く



 
 赤沢岳 2677.8m 常に剣岳が見える


 
 黒部湖 後ろは薬師岳



 
 剣・立山



 
 黒部湖へ向け降りる


 
 スバリへの道はなだらかに見える


 
 イワツメクサ 岩爪草 ナデシコ科


 
 足がすくむ様な隘路も


 
 
 来た道を振り返る



 
 スバリ岳へのルート、最後は険しい登りがある


 
 針ノ木峠 
 前には雪が消え茶色くなった針ノ木雪渓
 後ろには富士山



 
 スバリへもうひと踏ん張り



 
 スバリ岳山頂 2752m 後ろは薬師岳2926m
 
 後ろは剣岳



 
 針ノ木岳への道


 
 スバリ岳を振り返る


 
 トウヤクリンドウ 当薬竜胆 リンドウ科
 


 
 針ノ木から爺ケ岳、鹿島鑓、左端に白馬 後ろに高妻山

 
 高瀬ダム 後ろに槍ケ岳や奥穂高

 
 針ノ木岳山頂 2820.6m


 
黒部湖の上に五色が原、左の茶色が薬師岳


 
 タカネヨモギ 高嶺蓬 キク科
 ミヤマオトコヨモギと迷うが葉が違う様だ


 
 針ノ木峠
 天場は狭い、最近は一人一テントが多く直ぐに一杯になってしまうそうだ



 
 蓮華岳
 針ノ木峠から下山することも考えたが
 老体むち打ち蓮華岳へ向かうことに



 
 蓮華岳への登りは少しばかりの急斜面を登れば緩やかな道が待っている



 
 緩やかな道ではあるが山頂へは思いの外遠く
一山超えても又次のピークがあり、素晴らしい景色が無ければ気持ちの余裕を奪われそうだ

 


 
 コマクサ 駒草 ケマンソウ科
 ガレ場にはコマクサが群生しており時季に再訪してみたいものだ


 
 イワベンケイ 岩弁慶 ベンケイソウ科


 
 タカネシオガマ 高嶺塩竃 ゴマノハグサ科


 
 若一王子(にゃくいちおうじ)神社奥宮 (本宮は大町駅近く) 後ろは来た道
 ここが山頂かと思いきや山頂は未だ先



 
 蓮華岳山頂 2798.6m
 山頂から下に延びる「蓮華の大下り」 途中に船窪小屋 奥に槍ヶ岳など

 


 
 イワギキョウ 岩桔梗 キキョウ科



 
 山頂で昼食を取りゆっくり下山
 というか、疲れてゆっくりしか歩けなくなって来ていた



 
 針ノ木峠まで戻るも駐車場まで未だ3時間の下り
 雪渓は消えており快適な雪渓下りは出来ない
 これ以上膝に負担を掛けないよう杖を頼りに慎重に下る


 
 両岸に残る雪渓

 
 一部はスノーブリッジで残るが崩落の危険あがあり雪の上は歩けない


 
 簡易な橋が2か所あった
 上から2番目のこの橋までくると疲労困憊
 陽射しが厳しいがここで休むことにした


 
 
 大沢小屋 ここでも一休み、連れはここで我慢できずにビールを飲む
 小屋には「本日満室」の札が掛かっていた


 
 テンニンソウ 天人草 シソ科
 昨日登山口で迎えてくれたテンニンソウは下山口にも咲いていた


 
 針ノ木岳登山口




 
 北アルプスはどこも素晴らしいですが
 天候に恵まれれば更に素晴らしさ倍増
 泊りがけの縦走はキツクなって来た今日この頃
 日頃の鍛錬を心掛け何時までも出かけたいものです
 
     
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Goigo59 様 (noyama)
2018-08-23 16:54:00
何時もコメントありがとうございます
天候に恵まれない山行もありましたが
今回は天候良し、コース良し、花はマアマアでした
Goigo59さんも天候に恵まれよかったですね
 これから紅葉の季節を迎え、静かで眺めの良い場所はどこか悩んでおります
 どこかでバッタリ出来ると良いですね
返信する
おじゃまします。 (Golgo59)
2018-08-23 16:04:47
最高の天候で最高の山行ですね。noyamaさんの興奮と喜びが写真から伝わってきます。
夏場にこれだけ澄み切った晴天というのは珍しいような気がします。
実は私も男体山と燧ケ岳(大清水から尾瀬沼西側経由ナデッ窪)に行ってきました。18日に行った燧はやはり最高の晴天でした。
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俄歩人さま (noyama)
2018-08-21 17:54:06
何時もコメントありがとうございます
2007年9月の山行記読ませていただきました。
 天候に恵まれた5泊6日でしたね。自分もこれくらいの日程で北アルプスを縦走するのが目標ですが今のところ2泊3日がせいぜい。
 来年は、北海道と北アルプスそれぞれ1週間程度行ければと、密かに検討しております。
 また、参考記録を参考にさせていただきます。

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快晴の稜線 花紀行 (俄歩人)
2018-08-21 13:47:15
 この夏は北海道から北アルプスまで 目いっぱい
山歩きをたのしんでいらっしゃいますね。
雪渓の際立つ劔岳を眺め、黒部湖を覗き込みながら
静かに歩く、私も好きなルートのひとつでした。(2007年9月記)
 現役の方の宿命とはいえ 柏原新道からの1泊での周回は
健脚の皆さんならではですね。
スバリや鉢ノ木山頂から眺めた薬師岳の雄大さが印象に残ります。
 最近は立山黒部アルペンルートのロープウエイ、
大観峰から赤沢岳を中心に展開するこの稜線を
眺めるだけになりました。
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