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南宮大社(岐阜県垂井町)を掲載しました。
南宮大社(なんぐうたいしゃ)
【鎮座地】〒503-2124 岐阜県不破郡垂井町宮代1734-1 旧美濃国 不破郡
【御祭神】金山彦命 (配祀)見野命 彦火火出見命
【例祭】 2月11日 紀元節祭 5月5日 例大祭
【旧社格等】国幣大社(現別表神社)
美濃國一宮
式内社 美濃國不破郡 仲山金山彦神社 名神大
【御由緒】
南宮大社のあらまし
一、御祭神は金山彦命をお祀り申し上げ、古来金の守護神として、また魔除け、災難除けの大神として御神徳の高い神様であらせられます。
一、御鎮座は遠く、人皇崇神天皇の御代と伝えられ、美濃国の国府から南方に当たる故、南宮大社と呼ばれるようになりました。
一、古来朝野の崇敬極めて厚く、天武天皇・聖武天皇の御参拝を始め、既に千年前より国幣の名神大社に列せられ、正一位勲一等の神位を極められて美濃国の一宮として、また広く金山彦大神の総本宮として厚く崇敬されてきた名大社であります。
一、天下分日の関ケ原合戦に、御社殿は惜しくも兵火にかかって炎上した為、徳川家光公が寛永年問(三六十年前)莫大な経費を寄進して再建したのが現在の御社殿であります。御祭神の御神威をよく表現した名建築として重要文化財に指定されています。
一、特殊神事
節分祭(二月節分)大的神事
例大祭(五月五日)御輿渡御蛇山神事(重要無形文化財)
金山祭(十一月八日)ふいご祭 古式鍛錬式奉納
(社頭案内板より)
滋賀県境近くに位置する岐阜県不破郡垂井町にあります。名神高速「関ケ原IC」から東に数km、南宮山北東麓の森に鎮座しています。
国道21号線「御所野交差点」から南下、東海道新幹線の高架をくぐってすぐに大鳥居があります。鳥居に向かって右の山は神体山とされる南宮山です。
社号標から楼門
大鳥居から南に500mほど県道沿いが参道入口です。
社号標は昭和57年8月吉日の建立、側面に「神社本廰統理 徳川宗敬謹書」とあります。
石輪橋から楼門
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朱の鮮やかな檜皮葺の荘厳な楼門です。
社殿のある境内は正面から左右をを堀?が囲み楼門前に石橋が架けられています。
手前の石輪橋と呼ばれる石橋は通行止め、右端に参拝者用の橋があります。
楼門から高舞殿
楼門を入るとすぐ左に手水舎、右手奥に授与所、正面に高舞殿、拝殿から回廊に囲まれた中に本殿、境内社です。
高舞殿
広い境内に高舞殿が拝殿近くに建てられているのは、御祭神が舞楽をより近くでご覧いただくようにとの願いが込められています。
拝殿
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現在、本殿などの御屋根葺替え工事が行われていて、足場が組まれていました。
現在の社殿は慶応5年(1600)関ケ原合戦で焼失したため、寛永19年(1642)徳川家光によって再建されました。
拝殿から本殿
本殿以下18棟は造営記録とともに国の重要文化財に指定されています。
本殿
御祭神金山彦命は金属・鉱山の神といわれ、神武東征において、八咫烏とともに熊野の山を先導した神とされています。
創建は神武天皇御即位元年、崇神天皇5年府中から現在地に遷座され、国府から南に位置することから「南宮大社」と云われるようになったと伝えられています。
奉納された刃物
左右の回廊には多くの奉納された刃物が掲示されています。例年11月8日には「鞴祭り」とも呼ばれる金山祭で刀匠による古式ゆかしい鍛錬式が奉納されます。
社殿全景
朱塗りの豪壮華麗なこの独特の社殿様式は「南宮造り」とも称され江戸時代の代表的神社建築の一つとされています。
回廊に囲まれた本殿の左右にそれぞれ二社の摂社が祀られて、左右の回廊に拝所が設けられています。
境内摂社・高山神社(たかやまじんじゃ)
御祭神は木花開耶姫、瓊瓊杵尊の2柱、本殿すぐ左にあります。
境内摂社・南大神社(なんだいじんじゃ)
高山神社の左に並んであります。
御祭神は天孫瓊々杵尊の兄、尾張氏の祖神とされる天火明命です。
境内摂社・樹下神社(このもとじんじゃ)
御祭神は大己貴命、本殿すぐ右にあります。左奥に御神木の白玉椿があります。
境内摂社・隼人神社(はやとじんじゃ)
樹下神社の右にあります。
御祭神は天孫瓊瓊杵尊と木花開耶姫の御子、火闌降命です。
回廊から楼門
境内は玉砂利が敷き詰められ広くゆったりとしています。
高舞殿から楼門
朱塗りの柱と白壁のコントラストが見事です。
楼門から石輪橋
当地垂井は江戸時代には中仙道の宿場町として栄え、豊臣秀吉の軍師竹中半兵衛ゆかりの地としても有名です。
南宮大社(なんぐうたいしゃ)
【鎮座地】〒503-2124 岐阜県不破郡垂井町宮代1734-1 旧美濃国 不破郡
【御祭神】金山彦命 (配祀)見野命 彦火火出見命
【例祭】 2月11日 紀元節祭 5月5日 例大祭
【旧社格等】国幣大社(現別表神社)
美濃國一宮
式内社 美濃國不破郡 仲山金山彦神社 名神大
【御由緒】
南宮大社のあらまし
一、御祭神は金山彦命をお祀り申し上げ、古来金の守護神として、また魔除け、災難除けの大神として御神徳の高い神様であらせられます。
一、御鎮座は遠く、人皇崇神天皇の御代と伝えられ、美濃国の国府から南方に当たる故、南宮大社と呼ばれるようになりました。
一、古来朝野の崇敬極めて厚く、天武天皇・聖武天皇の御参拝を始め、既に千年前より国幣の名神大社に列せられ、正一位勲一等の神位を極められて美濃国の一宮として、また広く金山彦大神の総本宮として厚く崇敬されてきた名大社であります。
一、天下分日の関ケ原合戦に、御社殿は惜しくも兵火にかかって炎上した為、徳川家光公が寛永年問(三六十年前)莫大な経費を寄進して再建したのが現在の御社殿であります。御祭神の御神威をよく表現した名建築として重要文化財に指定されています。
一、特殊神事
節分祭(二月節分)大的神事
例大祭(五月五日)御輿渡御蛇山神事(重要無形文化財)
金山祭(十一月八日)ふいご祭 古式鍛錬式奉納
(社頭案内板より)
滋賀県境近くに位置する岐阜県不破郡垂井町にあります。名神高速「関ケ原IC」から東に数km、南宮山北東麓の森に鎮座しています。
国道21号線「御所野交差点」から南下、東海道新幹線の高架をくぐってすぐに大鳥居があります。鳥居に向かって右の山は神体山とされる南宮山です。
社号標から楼門
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社号標は昭和57年8月吉日の建立、側面に「神社本廰統理 徳川宗敬謹書」とあります。
石輪橋から楼門
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朱の鮮やかな檜皮葺の荘厳な楼門です。
社殿のある境内は正面から左右をを堀?が囲み楼門前に石橋が架けられています。
手前の石輪橋と呼ばれる石橋は通行止め、右端に参拝者用の橋があります。
楼門から高舞殿
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楼門を入るとすぐ左に手水舎、右手奥に授与所、正面に高舞殿、拝殿から回廊に囲まれた中に本殿、境内社です。
高舞殿
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広い境内に高舞殿が拝殿近くに建てられているのは、御祭神が舞楽をより近くでご覧いただくようにとの願いが込められています。
拝殿
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現在、本殿などの御屋根葺替え工事が行われていて、足場が組まれていました。
現在の社殿は慶応5年(1600)関ケ原合戦で焼失したため、寛永19年(1642)徳川家光によって再建されました。
拝殿から本殿
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本殿以下18棟は造営記録とともに国の重要文化財に指定されています。
本殿
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御祭神金山彦命は金属・鉱山の神といわれ、神武東征において、八咫烏とともに熊野の山を先導した神とされています。
創建は神武天皇御即位元年、崇神天皇5年府中から現在地に遷座され、国府から南に位置することから「南宮大社」と云われるようになったと伝えられています。
奉納された刃物
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左右の回廊には多くの奉納された刃物が掲示されています。例年11月8日には「鞴祭り」とも呼ばれる金山祭で刀匠による古式ゆかしい鍛錬式が奉納されます。
社殿全景
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朱塗りの豪壮華麗なこの独特の社殿様式は「南宮造り」とも称され江戸時代の代表的神社建築の一つとされています。
回廊に囲まれた本殿の左右にそれぞれ二社の摂社が祀られて、左右の回廊に拝所が設けられています。
境内摂社・高山神社(たかやまじんじゃ)
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御祭神は木花開耶姫、瓊瓊杵尊の2柱、本殿すぐ左にあります。
境内摂社・南大神社(なんだいじんじゃ)
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御祭神は天孫瓊々杵尊の兄、尾張氏の祖神とされる天火明命です。
境内摂社・樹下神社(このもとじんじゃ)
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御祭神は大己貴命、本殿すぐ右にあります。左奥に御神木の白玉椿があります。
境内摂社・隼人神社(はやとじんじゃ)
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御祭神は天孫瓊瓊杵尊と木花開耶姫の御子、火闌降命です。
回廊から楼門
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境内は玉砂利が敷き詰められ広くゆったりとしています。
高舞殿から楼門
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楼門から石輪橋
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当地垂井は江戸時代には中仙道の宿場町として栄え、豊臣秀吉の軍師竹中半兵衛ゆかりの地としても有名です。
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