九州神社紀行-ブログ

北九州近郊を中心に神社および周辺風景の撮影日記です。

アリスイ(北九州市小倉南区)

2014-10-21 17:41:48 | 野鳥

 10/05(日)、日本野鳥の会北九州支部の曽根干潟定例探鳥会(毎月第一日曜日)の日です。
この日は天気は曇りで良くありませんでしたが、この時期の目玉、ノビタキなど総計40種が観察されました。中でもアリスイ、コヨシキリ、ムネアカタヒバリ、タシギなど思わぬ珍鳥?も出てくれ皆さん、喜んでおられました。

 鳥合わせの後、昼食抜きで皆さんと駆けつけましたが、ムネアカタヒバリは10羽以上のハクセキレイの群れに追い出されたのか、見つけることが出来ませんでした。続いてアリスイの場所に移動しました。此処では先着の方数名と合流して待ちました。いつも決まった木に飛んできますが、かなり距離(70mくらい)がありおまけに枝被りばかりで写真は全くダメでした。

 翌日、10/06(月)早朝から行ってみましたが、この日はどんよりとして風が強く、時折モズが来ますが本命は全く出てくれませんでした。生憎この日はエンジンカッターで雑草を刈り取る作業も終日行われるとのことで早々に撤収しました。

 10/07(火)この日は天気も良く、風もありません、前日の草刈作業で抜けたかと思われましたが、3度目の正直に期待してダメモトで決行しました。7時過ぎに到着、どなたも居られず小生一人の貸切状態でした。ほどなく昨日同様モズがやってきましたので期待が高まりました。
 30分ほどして本命が出てくれました。やはり遠くの枝被りです。結局9時過ぎまでに3回ほど出てくれてモズとのツーショットなど見る事ができました。
 先日、このアリスイを目標に山口市まで出掛け見事に振られましたが、思わぬ近場でなんとか撮ることができ満足です。今まで何度か見ていますが撮影は初めてです。


 
 アリスイ(蟻吸、学名:Jynx torquilla、英名:wryneck、科属:キツツキ科アリスイ属、体長:18cm、時期:本州北部と北海道では夏鳥、東北以南では旅鳥または冬鳥) 
 長い舌を伸ばして、主にアリ類と小昆虫の成虫や卵等を】舐め取って食べるから「蟻吸」。
(安部直哉 『山溪名前図鑑 野鳥の名前』、山と溪谷社、2008年 42頁)
 
  

  

  

  


撮影機材:カメラ:Nikon D4s
     レンズ:Nikon AF-S NIKKOR 500mm f/4G ED VR+Ai AF-S Teleconverter TC-17E II
撮影日時:2014年10月07日07:43~ 
撮影場所:北九州市小倉南区曽根新田

おまけ(ホオジロ幼鳥)
 あまり自信はありませんがホオジロ幼鳥と思われます。撤収しようとしていたら足元にきました。
本命もこのくらい近いと申し分ないのですが、いつも本命は遠くです。

  

   

全部をフォトチャンネルにしました。スライドショーでご覧ください。

アリスイ(北九州市小倉南区)


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