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4月に入り、令和3年新年度が始まりました。例年この時期はフレッシュな新入社員や可愛らしい新入生の姿に小生も元気を貰い、ウキウキした気分になっていました。昨年に続き今年の見られず、大変残念に思っています。
昨年は新型コロナウイルスの感染拡大により、入社式や入学式もほとんど中止となりました。今年は、各企業、官公庁などでは、入社式を行うところが増えたようですが、新入社員の参加者は代表数名で、ほとんどはNetでのオンライン形式のリモート参加だったようです。来年は全員参加の入社式が開催されるよう、願っています。
先に掲載した、平和公園の桜で、3分咲きほどだった「嘉代子桜・親子桜」が満開となりましたので、掲載します。
昭和20年8月9日、長崎市に投下された原爆は、当初、小倉にあった小倉陸軍造兵廠を目標としていました。当日の小倉上空は雲、煙が立ち込め、原爆投下は必ず目視で目標を確認することになっていたため、視界不良で、投下を断念し、第2目標の長崎に向かいました。
この日、原爆が小倉に投下されていたら、小生の連れ合いの両親は予定されていた爆心地近くに居て、連れ合いはこの世に出て来れなっかたかもしれません。
「嘉代子桜・親子桜」の植樹
北九州市は、市民の皆さんに戦争の悲惨さ、平和の尊さを伝えていくため、「嘉代子桜・親子桜」の植樹を進めています。
「嘉代子桜・親子桜」
昭和20年8月9日11時2分、長崎市に原爆が投下されました。
爆心地近くの城山国民学校(現城山小学校)で「学徒報国隊員」として働いていた長崎県立高等女学校4年生の林嘉代子さん(当時15歳)も多くの女子学生とともに原爆の犠牲になりました。
お母さんの林 津恵さんは、嘉代子さんを偲ぶとともに、満開の桜が娘の嘉代子さんと多くの女子学生の魂をなぐさめ、人々の励ましとなるよう、願いをこめて城山小学校の校庭に桜の木を植えました。
同小学校に植えられた桜は、「嘉代子桜」と呼ばれ、今も母と娘の平和の心を伝えています。
昭和20年8月9日の原爆投下は、当初、北九州市にあった小倉陸軍造兵廠を目標としていましたが、当日の小倉上空が視界不良であったため、第二目標の長崎に投下されたのです。
このことを顧み、北九州市においても二人の平和への思いを広げていくため、この桜を「嘉代子桜・親子桜」と名付け、広く北九州市内に植えて育てていくことにしました。
城山小学校の「嘉代子桜」とともに「嘉代子桜・親子桜」の成長を通じて、ひとりでも多くの人々に平和の心が広がり、後世に伝わっていくことを願っています。
平成27年3月13日 北九州市
桜の寄贈 かよこ桜・親子桜を広める会
現地案内板より
撮影機材:カメラ:iPhoneSE2
撮影日時:2021年04月01日06:12~
撮影場所:北九州市小倉北区平和公園
全部をフォトチャンネルにしました。スライドショーでご覧ください。
「嘉代子桜・親子桜」(北九州市小倉北区)
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