3月に入り、このところ、気温20℃に迫る、ポカポカ陽気が続いています、
先の2/05(日)、日本野鳥の会北九州支部の曽根海岸定例探鳥会(毎月第一日曜日開催)の続きです。
この日は天気にも恵まれ、9時頃の満潮で潮時も良く、20名の参加で、46種が観察されました。
撮影枚数も多くなりましたので2部構成にしました。今回はその2として、コガモ、ダイシャクシギ、ズグロカモメ、カワセミを掲載します。
1.コガモ
クリークに2羽がいましたが、どちらも♂のようです。
望遠端3000mmで撮影しました。
コガモ(小鴨、学名:Anas crecca、英名:Teal、科属:カモ科マガモ属、体長:38cm、時期:冬鳥)
日本で見られるガン・カモ類の中で1、2番目に小さいから「小鴨」。
(安部直哉 『山溪名前図鑑 野鳥の名前』、山と溪谷社、2008年、150頁。)
2.ダイシャクシギ
満潮から、干潟が大分出て遠くに、66羽ほどがいましたが、ほとんど自慢の嘴を突っ込んでお休み状態でした。
ダイシャクシギ(大杓鷸、学名:Numenius arquata、英名:Curlew、科属:シギ科ダイシャクシギ属、体長:56cm、時期:冬鳥、旅鳥)
長い嘴を「柄杓」の柄に見立てた名前。シギ類の中では体が大きいので「大杓鷸」。
(安部直哉 『山溪名前図鑑 野鳥の名前』、山と溪谷社、2008年 208頁)
3.ズグロカモメ
ダイシャクシギを飛び越えて、着地しますが、潮が引くと沖に次々と飛んで行きます。
ズグロカモメ(頭黒鴎、学名:Larus saundersi、英名:Saunders's gull、科属:カモメ科カモメ属、体長:32cm、時期:冬鳥)
ユリカモメより小さい。冬鳥として主に九州の干潟で越冬し、特に小型のカニ類をよく捕っている。数十年前は少ない鳥であったが、なぜか最近は渡来数が増加した。しかし多くはない。繁殖地に帰る前に、頭部がすっぽり黒くなった繁殖羽の個体も見られる。名前は繁殖羽の特徴から「頭黒鴎」。
(安部直哉 『山溪名前図鑑 野鳥の名前』、山と溪谷社、2008年 335頁)
4.曽根干潟全景
潮が引いて、ダイシャクシギ、ズグロカモメなど大分沖に遠ざかりました。
5.カワセミ
帰り際、大野川河口にいました、ダイビングをして魚をくわえて戻ってきますが
写真は全く撮れませんでした。
カワセミ(翡翠、学名:Anas crecca、英名:Teal、科属:カワセミ科カワセミ属、体長:17cm、時期:留鳥)
鳴き声「そび」「せび」から「せみ」になり、川などの水辺にいるのでカワセミという名前になった。
(安部直哉 『山溪名前図鑑 野鳥の名前』、山と溪谷社、2008年、111頁)
撮影機材:カメラ:Nikon P1000
撮影日時:2023年02月05日09:20~
撮影場所:北九州市小倉南区曽根干潟
全部をフォトチャンネルにしました。スライドショーでご覧ください。
曽根海岸定例探鳥会その2(北九州市小倉南区)
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