師走に入っても、各地で夏日を記録するなど、暖かい日が続いていましたが、当地では昨日から寒くなり、今日は日中でも気温が6℃とすっかり冬の到来となりました。今朝のラジオ体操はこの寒さからか参加の方も少なくなったように感じました。
12/02(日)日本野鳥の会北九州支部の曽根海岸定例探鳥会(毎月第一日曜日)が行われました。この日は小生が担当でしたが、風もなく暖かい晴れの好天に恵まれ、参加の方も32名と大盛況で、ベテランの方のお陰で55種が観察され担当として安心しました。
探鳥会の終了後、近くのファミレスで皆さんとの楽しい昼食の後、朝の集合場所から見られたチョウゲンボウの場所に急行しました。一人で見つけられるか不安でしたが、幸い電線に止まっているのが、見つかりました。車から乗りだして手持ちの機材で数カット撮影し、近づこうとしたところ、追い越した車が近づいて飛んでしまいました。飛んだ方向に向かい探しますが見つけることができません。しばらく、周辺を探索していると、なんと10数メートルくらい先の道端の低いポールの上に止まっているのが見られました。いつもは見つけるのが遅く気付いた時には飛ばれることが常でしたが、この時は運よく間一髪間に合いました。ただ、向こうを向いていて背中しか見られませんでしたが、頭を180度回して、顔だけ正面を向けてくれました。
車の中から息を凝らして撮影しましたが、飛翔シーンは撮ることが出来ませんでした。その後探しますが戻って呉れませんでした。
この場所の情報は前日にオスが見られたとお聞きしていました。最初の電線の個体は、風切りも黒く、尾羽の灰色で雄のようにみられましたが、このポールの個体は顔はオスのようですが、尾羽が薄い茶で黒褐色の班があり、風切りも黒くなく、オスと断定できません。幼鳥のように見られますが、オスかメスの判別ができません。ご教示ください。
1.電線の個体、遠すぎて不鮮明ですが、尾は灰色で先端に黒くて太いバンドが見られます。
2.ポールの個体、メスのように見られます。
チョウゲンボウ(長元坊、学名:Falco tinnunculus、英名:Common Kestrel、科属:ハヤブサ科ハヤブサ属、体長:35cm、時期:留鳥)
下から見た飛ぶ姿がヤンマに似ている。ヤンマを方言で「ゲンザンボー」などということから「鳥ゲンボー」か?
(安部直哉 『山溪名前図鑑 野鳥の名前』、山と溪谷社、2008年 224頁)
撮影機材:カメラ:Nikon D7200
レンズ:Nikon AF-S NIKKOR 80-400mm f/4.5-5.6G ED VR
撮影日時:2018年12月02日13:07~
撮影場所:北九州市小倉南区
全部をフォトチャンネルにしました。スライドショーでご覧ください。
チョウゲンボウ(北九州小倉南区)
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