令和3年の初日の出を何処で見るのか、かなり悩んでいた。
そして、日の出だけで無く、振り返ると富士が見えるポイントに行きたい。これがハードルを上げているのだが。
最初に考えたのは山からの日の出だ。高尾山は立ち入り禁止になるので、小仏城山を検索してみた。するとコロナが無い平常時でも登っている人が多数居て、密になりそうだ。これでは意味が無い。
単に日の出を見るだけなら手軽な候補は幾つか上がったが、富士が見えない所は却下だ。
そこで思いついたのが多摩川からだ。多少見えづらいが、日の出と富士を両立させることが出来るだろう。しかし「多摩川 初日の出」と検索すると色々ヒットしたが、画像を見てもどれもビビッとこない。とにかく土地勘のある関戸橋に狙いを定め、31日未明に下見をすることにした。
30日は22時に布団に入ったところまでは良かった。ところがなかなか眠ることが出来ない。ふと気付くと風の音と振動。これは明日の朝は寒いだろうなと思ったら余計に眠れない・・・
1時過ぎに時計を見た記憶があるが、それでも4時のアラームでたたき起こされたので、その頃は眠れたのだろう。二度寝したら意味が無いので気合いで起きた。その頃には風の音は止んでいた。
洗濯ものを干して、朝食、出はイマイチだったが、トイレも大丈夫。
さぁ行こうと思ったときに忘れ物に気付いて2階へ( ̄。 ̄;)
5:15頃にタントで出発。空には月齢16のお月様が輝いていた。この時間でも東八や20号はそこそこ交通量はあったが、さすがに混むことは無く、5:35頃に予め調べておいた中河原駅近くのタイムズへ。
下は厚手のジオラインを履いて裏地がフリースのユニクロズボン。上はヒートテックにフリース、ユニクロダウンコート。勿論ネックウォーマーにニット帽、そして使い捨てカイロをズボンのポケットへ。うん、我ながら街中では十分すぎる位に武装した。
また、デイバッグにはデジイチと熱いココアを入れたテルモス。今日は重い方の三脚を持って行くことにした。
先ずはタイムズから一番近い所にある小さな公園で小用を済ませた。これが大事なのだ。
数分で関戸橋へ着くと、何やら工事中だ。近寄ると橋の掛け替え工事をしているとのこと。
※検索するとyoutubeが見つかった。2015年着工で2030年までかかるとのこと。壮大な工事だね。
富士が見えるのはもう少し下流側なので、少し歩いてみた。まだ暗い時間なのにランラーや自転車が結構通る。ここはサイクリングロードなので彼らには都合が良いのだろう。
「関戸橋 日の出」でヒットしたレポには日の出は稲城の丘の方からとあったが、さすがにまだ分からない。とにかく撮ってみることにした。
5:51 取り敢えずここに三脚をセット
5:54 明けの明星、金星だよね。
6:00 関戸橋 お~、なかなかイイじゃん♪
6:04 稲城方面 おそらくあの辺りから日の出
多摩市側を撮ってみた。これも面白い出来になった♪
撮っているところから川の流れまでは大分距離がある。こう言う撮り方をしておかないと多摩川だと分からないでしょ。
そうそう、明るい月も撮っておこう。
6:17 あ、富士はアソコだ!
この位置からでは富士が見えにくい。もう少し下流に移動してみた。
先ほどの位置よりもデカイ聖蹟桜ヶ丘ビュータワーの左側に富士が来る方が良いだろう。
そうそう、後でレポを作る際に現在位置が分かるようにしておこう。
この東京多摩郵便局の数十m上流側に居たということ。
ついでにこれも
6:40 この空の色が好きなんだ~
周りを見渡すと、ランナーとサイクリスト、たまに走らずにウォーキングをする人が居た。この近辺はH28年1月のようにダイヤ富士撮影、つまり夕方にしか来たことは無かったので、朝の眺めは私にはとても新鮮だった。彼らはこのようなステキな風景は見慣れているのだろうか。
※ さすがにランナーさん達にカメラを向けていない
6:50 ほんのちょっと紅富士
奥多摩の上方の空がほんのり紅色になった
7:01 いよいよ日の出か
令和2年最後の日の出!
まぁクリアな日の出なんだが、稲城の丘から昇ってくるだけではドラマが無いな~、
戻りながら工事の様子をコンデジで撮ってみた。
重機がズラリ
サイクリングロードはこの迂回路をU字に下りてから進むようになっている
左が新しい橋の橋桁かな
7:23 タイムズへ
さぁ午後は令和2年最後のダイヤモンド富士だ!
続く