18日は東京で28℃の予報が出てしまった。高度を上げて避暑山行にしようかとも思ったが、どうせこの後暑くなるのだ。セッコクの旬の時期は限られているので、今年も行くことにした。翌日の準備を終え、スマホをチェックするとuripapaさんが17日金曜にセッコクレポをアップしてくれた。ありがたくスマホにショートカットを入れておいた。
高尾が混雑する前に早く出ようと前日は早めに寝ようと思っていた。ところが、日ハム対ロッテの試合は佐々木朗希から手も足も出ない展開から、どうにか1点取って追い着き、その後も点数が入らないまま1-1の展開が続いた。こうして目を離せないまま延長12回引き分けに終わり、(記録)ベッドへ向かったのは22時を過ぎていた。
当日は4:30のアラームで起きられず、5時過ぎに起床。高尾だと思うと油断しちゃうんだよね。
洗濯物を干し、朝食トイレを済ませ、日焼け止めを塗って、さぁ出発しようと登山靴を履いたのに、○○を忘れたことに気付き、2階へ戻った(^_^;)
結局国分寺発が6:43と随分ノンビリになった。高尾での接続に待ち時間があるため、念のためと個室へ・・・すっきりしたが、高尾山口駅到着は7:30を過ぎていた。既に多くのハイカーでいっぱいだった。先が思いやられるね(+_+)
ずっとやっていた工事が終わり、駅前は随分キレイになった。YouTube
今年も最初にケーブル清滝駅構内のセッコクを見に行くことにした。
今年もバッチリ咲いている♪
上画像はR4年、R5年(画像)と撮っているホーム奥の木だが、ホーム手前側にも咲いていることに気付いた。
植栽なのでドキドキ感は無いが、近いのは有難いね
ケーブル駅を出て直ぐのベンチでスパッツを付け、ステッキを出し、多くのハイカーと一緒に6号路を目指した。
マルバウツギやシャガ位しかお花を見つけられなかったが、この時期はこんなもの。セッコクが咲く目標地点までひたすら進むのみだ。
R5年に撮った記憶を辿りながら、遠くに見える木々を探しながらゆっくり歩いた。
よぉし、見つけた♪
ザックを邪魔にならない所に置いて、デジイチを出した。
ズーム! といっても私のレンズではこんなもの
これらを撮影中、「何を撮っているのですか」と話しかけて来た40代女性にセッコクですと答え、毎年来ていること、この宝探し感が楽しいことなどを話した。彼女も、しばらくは一緒にセッコク探しを楽しんだ。
その一方、ここは多くのハイカーが通る道だ。少しずつ移動する際に迷惑をかけない様にしたつもりだったが、中には「邪魔だなこいつ」と思った人が居たかもしれない<m(__)m>
昨年は霧雨が降っていたが、今年はどピーカン。花の色も鮮やかだ♪
YAMAPから。セッコクを撮ったのは左下のカメラマーク辺り
セッコク撮影は一旦終了。ベンチで一つ目のパンとスポドリ休憩。その後はデジイチをしまってひたすら先へ進むことに切り替えた。
今日の6号路はホントに人が多く、プチ渋滞も出来ていた。混むのはお約束なのだが、今日は特に外国人が多いことが特徴的だったかな。都会から近い自然は世界的にも珍しいらしいが、円高の今年は例年にも増して高尾を訪れる外国人は多いと思う。(いやさすがに撮っていないけど)
飛び石道へ
お約束の階段登りも混んでいた。階段を登り終えた後、広場でスポドリ休憩。
マルバウツギはホントにあちこちで見られた
ゴージャストイレで小用を済ませ、クールコアタオルを濡らした。今朝高尾駅で濡らしていたものはそろそろ乾いていた。暑い日はこれが欠かせない。まぁ5月で使うことになるとは思わなかったが。
9:35 大賑わいの山頂へ。※わざと人が入るように撮っています。
今日は富士がよ~く見えていた。
ズーム♪ でも、今日は富士が目的じゃないんだな~
大賑わいの山頂広場は座るところすらない。裏高尾方面の階段を降りて東屋前のベンチに空きを見つけ、そこでパンの残りを食べた。今日は短時間のつもりだったし、気温が上がる予報なのでカップ麺は持ってこなかった。
9:50 下山開始
6号路も混んでいたが、ケーブルやリフトで来られる1号路はもっと混んでいた。薬王院手前の階段は通勤電車状態(^_^;)
薬王院
山門前でシャクナゲに気付いた。植栽だろうが、キレイなのでパチリ。
そういえばこの辺りで白いツツジが咲いていたはず・・・一昨年の記憶はぼんやりだ。
あ~、見つけた♪ ※トリミングしています<m(__)m>
位置的にはここ
R4年のレポから抜粋
アプリで検索するとリュウキュウツツジと出た。これは植栽だろうが、ツツジの仲間はなかなか見ごたえがある。実はこの土日にシロヤシオを見れないか検索したが、奥多摩のシロヤシオは裏年とでて、諦めていた。
今年もシロヤシオは裏年、昨年の天子ヶ岳ではウハウハだったので、表年は昨年だったのかも。
階段の下にテントが設営され、ボランティアの腕章を付けたベテランさんがこの近辺のガイドを行っていた。今日はセッコクを撮りに来たと話しかけると、70代後半位の男性(腕章のお名前はIさん)が「そこに咲いていますよ」と親切に案内してくれた。
彼が指さす先にビッシリ咲いていたが、これは教えてもらわないと絶対に見つからない位置だ。ありがたく撮影開始♪
ズーム!
Iさんはさらに「仁王門の左手前でピンク色の株が見られますよ。」とスマホ画像を見せてくれた。先ほど降りて来たばかりだがここから数分だ。これは行かねばなるまい。お礼を言って、先ほど通って来た道を戻ることにした。
ザックを邪魔にならない所に置いて、デジイチとコンデジを持って階段を登ってみた。
なるほど、あそこか! ※青〇が少しずれています<m(__)m>
Iさんのスマホ画像よりピンク色が出ていないが、日影になっているからなのか?
スマホ
これらを撮影中多くの人が通りがかったが、誰も関心を示さなかった。まぁいつものことだ('◇')ゞ
先ほどの道を戻り、テントでIさんにお礼を言ってリスタート。
これまた多くの観光客(一部ハイカー)が通る参道を数分進み、天狗の腰掛け杉へ
R4年はここで初めてセッコクを見つけドキドキ感を味わったが、今日は数分間探したものの、全然見つけることは出来なかった。まぁ先ほどの山門(テント)と仁王門で初めてのセッコクを見つけたからここで空振りでも良しとしよう。
1号路を大分下った先でもセッコクは見られる筈。この後は舗装道だけなので、ステッキとスパッツをしまってリスタート。
上ってくる多くの観光客の合間を縫って進んで数分、ふとこの坂を登ってみたくなった。
高尾に来るようになってから20年以上経つが、そういえばここは初めてだ。
なるほど、これが仏舎利塔か→こちらが詳しい
飯縄大権現の石像。ステキなお顔をズーム♪
男坂の急下りへ。ステッキをしまったことを少し後悔した。
ふと目に入ったタツナミソウ
この付近がこんなに混雑していたのは初めてかも
毎回撮っている浄心門傍のオブジェ。今日のテーマは???
デジイチでマルバウツギを撮っている際に偶然気付いたアサギマダラ。コンデジでは撮れなかったと思う。ラッキー(^^♪
アノお花はそろそろかな~と探しながら、金毘羅台分岐の手前まで降りてきた。
よ~し、イナモリソウ見つけた♪
ズームレンズではこの程度。マクロを持ってくれば良かったと思ったが、後の祭り。そういえば昨年も同じことを思ったんだよな~
コンデジマクロ
スマホの色が一番見た目に近いかも
順序は前後するが、イナモリソウを撮影中に70代位の男性に声をかけられた。彼もイナモリソウを探していた。他にもポイントがあるらしいが、ここでしか見つけられなかったそうだ。私はここしか知りませんと答えた。
リスタート。舗装道の急坂を登ってくる大人は皆辛そうだったが、幼稚園(保育園)児の集団はハイテンションだった。
そして、裸足で歩いていたアフリカンに気づいた。まるでアベベ?いや話には聞くが、見たことは無い。それよりもYOUは何しに出ていたこの人を思い出した。
急下りが終わり、平坦な道になった頃
割と低い木にビッシリ咲いていたセッコクを発見。昨年撮ったものと同じかどうかは分からないが、たしかこれ位の高さに咲いていた。
この近辺で私と同世代位の女性に何を撮っているかを尋ねられ、セッコクであること、注意して見ると他にも見つかることを伝えた。彼女はスマホしか持っていなかったが、頑張って撮影を楽しんでいた。
もっと高い所で見つけた。
この宝探し感が楽しいのだ。
YAMAPから。Aがイナモリソウ、Bがセッコク
さらに進むと「急病人が出ています。道を開けてくださ~い。ご協力ありがとうございま~す」とミニパトが通過していった。さらに数分後、1号路入り口で救急車も待機していた。大混雑の高尾では色々なことがあるね。
12:10頃高尾山口駅へ
小用を済ませ、顔を洗ってからホームへ上ると、「中央線は人身事故のため運転を停止しております」
と表示が出ていた。丁度いい機会だ。Kmoriさんに教えてもらったたかお食堂へ行ってみることにした。南口からほんの数分で着いたが、この通りの行列(@_@)
お店の名前しか知らなかったが、人気店のようだ。
前のお客さんが食べ終わり、テーブルをキレイにしてからその人数に合わせて呼ばれるシステムで、20分程待つことになった。ふと気づくと私の後ろにも5,6人の列が出来ていた。
カウンター席に座ると目の前はこの通り。このお店のご主人は鉄道マニアとのこと。
生姜焼き定食は750円のお値段なのに、この通りのボリューム。美味しく頂きました♪
高尾駅に戻ると、ダイヤは乱れているものの中央線は動いていた。既にホームに停まっていた快速の座席は埋まっていたものの、八王子で前の方が降りた。ラッキー(^^♪
14:30帰宅。
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