R3.2.14 セツブンソウをマクロレンズで撮影したら、超楽しかった ＠野川公園

日曜日は晴天で気温が上がるとの予報を見て、土曜日午後に週末ノルマの掃除を片付けた。しかし、今シーズン夢中になっていたダイヤ富士撮影はポイントが遠くなりすぎてもう難しい。ここぞと思わないともう行けない。発想を変えて、旬のお花を探してあちこち検索してみた。しかし、普通に探してもなかなかビビッとくるものはなかった。思いがけずYAMAPからセツブンソウが野川公園で満開との情報を得た。1月末にもセツブンソウを撮ったが、出来はイマイチだった。そこで、今回はマクロレンズ、併せて軽い方の三脚を持って行くことにした。

9:30過ぎに自転車で出発。この時間はマリナーズジャンパー、ニット帽で丁度良い位だった。

安住のオープニングでは昨日深夜、宮城県沖で起きた地震情報を伝えていた。

10:06　自然観察園へ

今日もセツブンソウの咲いている位置を確認。前回と同じく７と３か。

ポイント７にマニアさんが居た。(実際は後で撮影)

前回よりもずっと株数が増えていたヾ(＾v＾)k

先ずはいつものレンズで

う～ん、このレンズだと寄れない。

コンデジマクロで

いや待てよ、せっかく持ってきたデジイチマクロを使ってみよう

細かいところまでクリアに写るぞ！　これは楽しい！　

なお、三脚の足は一番短くし、一脚状態で使っている。

今度は前回株数が多かったポイント３、かたくり山近辺へ

フクジュソウ発見！　後から見直せばここがポイント２

ロープからちょっと離れているのでマクロではこれが目一杯

いつものレンズにチェンジ。マクロに比べるとピンが来ていない。いや、技術の問題か(^^ゞ

別の株、ちょっと遠い

ポイント7は日影になっており、先ほどの３に比べてイマイチ

ここで隣に居たベテランさんが、「この先でもっと咲いているところがあるよ」とNICEな情報をくれた。お礼を言い、そこへ移動しようと思ったら、違う花が目に入った。

ミスミソウだ！　初めはいつものレンズで撮ったが、上手くいかないのでまたマクロで沢山撮った。しかしこのお花の撮影は難しく、なかなか納得いくものは撮れなかった。マシな１カットのみ載せる。

ここがポイント13

次のセツブンソウポイントへ。あの辺だな

なるほど、先ほどの７や３よりずっと株数が多い

３箇所のセツブンソウポイントで周りに居る人も観察してみた。

這いつくばるようにしてローアングルで狙う女性、鳥を撮るのが目的ではと思われるゴツい望遠レンズを持った男性、スマホをお花ギリギリまで近づけて撮る女性など、セツブンソウを狙う人はそれぞれ結構居た。前の人が撮り終わるのを待ったり、場所を譲りながら撮影した。

セツブンソウはお腹いっぱいだ。後は取り敢えずぐるっと被写体を探しながら回ることにした。

そうそう、梅も撮っておこう。

｢こっちこっち｣と年配男性に小さな声で呼ばれた。

｢え？｣

男性が指さしたのはかがみ池の奥だ。｢ほら、カワセミ｣

｢うわ、ホントだ｣と小声で返事

｢イイカメラを持っているからさ｣

お礼を言ってレンズを向けた。

トリミング

正直2回目なのでドキドキ感は無かったが、貴重なカワセミに今回も会えた。ラッキーだ。

この頃には気温が上がってきた。ニット帽をポケットへ、マリナーズジャンパーの袖をまくった。山用のザックなら上着を押し込めるのだが、今日も持ってきたデイバッグは容量が無いから仕方ない。

その後も被写体を探してウロウロ

ロウバイは終盤

マクロに付け替えて。う～ん、ちょっとグロいかも(￣。￣;)

足下にはオオイヌノフグリ。珍しくないけど、これが咲き出すと春だなって思う。

数ｍ先で何かを撮影している男性二人組を見つけた。

彼らが撮影するのを待って、何を撮っていたのか尋ねてみた。

｢イヌノフグリです」

オオイヌノフグリは先ほども撮ったが、オオが抜けたものは見たことが無い。スマホで検索してもオオイヌノフグリとどう違うのか分からなかった。

先ほど彼らが覗き込んでいた辺りを探したが、結局見つけられなかった。

すると、先ほどの男性が｢これですよ｣と指さして教えてくれた

(O_O)、ちっちゃ～い　フォントは大きいけど

｢良く見つけましたね｣

｢いや、私たちは毎年この辺りに咲くはずだと見当をつけていますから｣

彼らは謙遜していたが、余程の花マニアなのだろう。

オオイヌノフグリは何度も観ており、大好きなお花だが、オオが抜けたものは初めて、発見だ。

さてどう違うのか、検索してみた→こちらがヒットした。大きさもイヌノフグリはオオイヌノフグリの4分の1位。イヌノフグリは日本固有、オオイヌノフグリは外来種など

この頃、安住の放送が終わった。もう正午だ。

マクロレンズで撮るのは楽しかった。満足だ。

自転車で帰る際には手袋は要らなかった。一気に季節が進んだ感じだった。