JASS事務所ブログ

JASS事務所のスタッフがつづる事務所ブログ。業務以外に千代田区のこと、身近なこと、綴っていきます。

近づく米大統領選挙ー不在者投票しました!

2012-10-25 11:50:37 | うんちく・小ネタ

Photo 

写真: Connect USA - アメリカの「今」とつながる情報サイトより抜粋(2012.10.25) 

Did you know it's possible for an American in Japan to vote for President? It's true!
The state your last address in America was in, is the state where you will vote. For my state of Virginia, I had to mail them a request for a ballot. I could choose to receive my ballot by email, fax, or mail. They sent my ballot by email, and I printed it out. I had to fill it out carefully, so nobody could see who I voted for!

アメリカ人は、日本にいてもアメリカ大統領選挙に投票ができること、ご存知でしたでしょうか?
そうなんです!
来日する直前に住んでいたアメリカでの住所、その州へ投票することが可能です。
私の場合はバージニア州に住んでいたのですが、手紙を書いて投票用紙を送ってもらうようにお願いする必要がありました。
受け取る方法は、Eメール、FAX、郵送の選択が可能となっています。
Eメールで送られてきたのでそれを印刷し、注意深く記入しなければなりません。そうやって私が誰に投票したかはわからないようになっています。

Because I am registered to vote in Virginia, I was required to have a witness while I voted, but I cannot show them my vote. They only see that I made a vote, not who I picked. I put my ballot inside a envelope with my signature, and put that inside another envelope to mail it! It is a very important election this year, because we are choosing the President.

私はバージニア州に登録されていて、バージニアでは投票時に立会人を求められます。立会人はわたしの票を見ることはできません。私が誰を選んだかではなく、投票をしたことを確認するだけです。
書き終えた投票用紙を封筒に入れ、それに署名をし、さらにもう一つ別の封筒に入れて郵送します!
今年は大統領を選出するとても需要な選挙ですね。

If you want to know more about the election, visit http://connectusa.jp/election2012/ to read about it!

アメリカの大統領選挙についてもっと知りたい方は、こちらのウエブサイトをご参照ください。
アメリカの今とつながる
情報サイト「connect USA」
http://connectusa.jp/election2012/ (日本語)

その他ご参考
・アメリカ大使館ウエブサイト「2012年 米国大統領選挙」

http://aboutusa.japan.usembassy.gov/j/jusaj-govt-election2012.html (日本語)
24bit02_2   

・アメリカ大使館サイト 不在者投票について
http://japan.usembassy.gov/e/acs/tacs-7124c.html (英語)

・「連邦投票支援プログラム(Federal Voting Assistance Program)」
米国外にいる米国人向けサイト

http://www.fvap.gov/ (英語)

Mere記


「ワシントンDCに住んでいます」の不思議さ

2012-10-17 16:36:01 | うんちく・小ネタ

こんにちは。久しぶりのアップです。
先週から、「アメリカ50州を巡る横断の旅」 クラスが始まりました。
「アメリカ人からみたアメリカ」という視点で学習するこのクラスは、とても興味深いです。

今回は、50州クラス開講をお祝いし
今迄「???」と思っていた州のネタを書きたいと思います。

皆さんは、ワシントンDC(Washington, District of Columbia/ワシントン・コロンビア特別地区)のことご存じですよね。アメリカの首都ですが、アメリカだけでなく、世界の政治、金融の要の場所ですね。

このDC周辺に住んでいる友人や知り合いが「ワシントンDCに住んでいます」とかというのですが、実際の住居は、となりのヴァージニア州(VA)だったり、メリーランド州(MD)だったりして、不思議に思っていました。

これって、外国人に「千葉に住んでいます」といっても「千葉」がどこにあるかわからない場合もあるから(千葉の方々、済みません)、とりあえず「東京に住んでいます」と言っておくのと似た感じかな~と想像もしていました。

Map_450w_2 DCって小っちゃい!

でも、6月30日に行われたMeredith講師の話を聞いてその理由がわかりました。「ワシントンDC」は地図上では小さな四角の特別区を意味していますが、日常的にはもっと広い範囲で使われているとのこと。

ワシントンDCでの最大ビジネスは、アメリカ合衆国連邦政府関係の仕事だそうで、MDやVAから通っている方が多いのですね。きっと千代田区に官公庁や大きな会社の本社が多く、昼の人口は多いのに、実際に住んでいる人は少ないのと似ているのでしょう!(うん、きっとそうだ

心理的、距離的に密接な関係があるため、自分の居住する場所を含めて「ワシントンDC」というのだと納得しました。

なので、この地図の範囲外  ここでも

1_5  ここでも

     ここでも        もしかしたらここも

「ワシントンDCに住んでいます」ということがあるそうです。

「心理的」というと、当然、人によって異なることがあり、その例として、Meredith講師は講演会ではMDのフレデリック市を例にあげていました。
フレデリック市はワシントンDCから80キロも離れており、一般的には「ワシントンDC」とは言われないそうです。でも、デフコミュニティでは「ワシントンDC」。
どうしてでしょうか?

【答え】メリーランドろう学校フレデリック校があるから
この学校は、バイリンガル教育でとても有名です。周囲に住むろう者はワシントンDCに勤務している方が多く、毎日地下鉄で1時間程の通勤地という心理的近さから、フレデリック市も「ワシントンDC」と言う、とのことです。

これからは、「ワシントンDCに住んでいる」と言われても、
「???、お前の家はVAちがうんかい?!」と心のなかで突っ込むことはなくなったこと、よかったな~と思う次第です

Meredith講師、ありがとう

*地図はインターネットから引用

たか記