「仮面の告白」
著者 三島由紀夫
めらめら度★★★★☆
20170330THU-20170421FRI
とにかく面唐ナ面唐ナ、またまたブログを放置していた。誰に見せるでもない自己満足日記なんて、面唐ネら止めちまえッ! て、自分でも思うんだけど、それも何か違うんだよなァ。これは、記憶力の弱さを補う覚書であり、文章を練る脳トレでもあるのだ。やっぱり、続けよう…。この妙な義務感は、何なんだろう? 無意味に意味を持たせたいのか? とにかく、溜まったネタを一気に書きなぐってやる。
2ヶ月も前に読了した小説に、いまさら覚書なんて間抜けだが…。その上、その後、更に3冊の本を読了しているから、記憶の劣化は否めない。でも、インパクト大だったから、結構、はっきり覚えているかも。死してなお、カリスマ性バリバリの三島由紀夫の文学である。三島由紀夫のナルシスでストイックな雰囲気が苦手だったけど、予想外のハードヒットだった。嫌いな世界観にハマってしまったぜ。
簡単に言えば、ホモ少年が自分の本性に苦悩する、てな物語。異形なる素顔を普通を装った仮面で隠すのだ。戦中という時代も相まって、なんともドロドロである。今の時代なら、ホモなんて大した異形ではない。今の感覚だと、シリアルキラーの本性を隠すとか、そんな感じのサイコスリラーに通じるのかなァ。でも、今時のサイコスリラーなんかよりも、ずっとずっと粘着質なんだよねェ。すんごい濃い。
俺の最大の短所は、先入観で物事を嫌ってしまうことだ。そのくせ、一旦、ハマると、とことん夢中になってタチが悪い。プロレス嫌いがプロレス好きになり、筋トレ嫌いが筋肉に魅了され、喰わず嫌いだったチョコミントに感動し…。自分でも解っているんだけど、一生、この短所は、治りそうにない。三島由紀夫は、どうだろう…。う~ん、まだ好きにはなれないかなァ。凄いと思うけど、やっぱり苦手だ。
Excelで作った読書録によると、2001年に三島由紀夫の「青の時代」という小説を読んだはずなんだけど、内容を全く覚えていない。今年の2月に読んだ「若きサムライのために」というエッセイ&対談集は、よく意味が解らなかった。う~ん、やっぱり、俺に三島由紀夫は高尚すぎるのか…。もっと読みたいような気もするし、もう腹一杯のような気もするんだよなァ。俺は、文学オンチを隠して生きていこう…。
新潮社「仮面の告白」561円
でもよく続いてるよねえ、私もまたブログ始めたりしたけど何日坊主だかわかんないわ。
あと読み飛ばしてて今気づいたけどチョコミントは最高やからな(どうでもいいけど