ふらふら日記

物足りない日常にふらふら、怪しい読書にふらふら、激しい映画にふらふら、美味いメシにふらふら、そんな感じの自己満足日記。

読書覚書2021 #12-13

2021年12月29日 18時36分00秒 | 読書めらめら

「呪われた町(上)(下)」
著者 スティーブン・キング
訳者 永井淳
めらめら度★★★☆☆
20211024SUN-20211116TUE

11月16日に読了した本を今更になって振り返る…。キングの初期の作品で、あの「ダーク・タワー」シリーズにも深く関わっている「呪われた町(セイラムズ・ロット)」を読んでみた。正直なところ、期待していたほど面白くなかった。割とベタな吸血鬼モノなんだよねェ。登場人物が多くて、少し取っ散らかっていたかも。この頃から流石のストーリーテリングなんだけど、それが面白さに反映していないのだ。

「ダーク・タワー」に登場したドナルド・キャラハン牧師が活躍すると思っていたのに、意外と直ぐに退場しちゃうしなァ。「ダーク・タワー」の延長のような世界観を期待していたので、ちょっとガッカリだった。正直、今まで読んだキングの長編作品と比べると、かなり見劣りする。「IT」や「ダーク・タワー」の後に読むと、どーにも物足りない。ドラクエ11の後でドラクエ1をプレイしたような感じかも…。


集英社「呪われた町(下)」838円

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