3月議会の報告として、2点行います。
1点目は、第15号議案「平成26年度牛久市一般会計予算」
26年度予算書に計上されているものの中で、農業法人 牛久市グリーンファームへの投資及び出資金として、5千万円が計上されており、これについては、市内の農芸学院が保有する阿見町の土地(7.6ヘクタール程度)が27年1月に競売入札になることから、この入札に参加するための計上とのことです。
牛久市グリーンファームは、農業法人ではありますが牛久市が100%出資を行っており、今までも農業用機械の購入や農業用倉庫の建設等、市としては相当出資を行っております。更に牛久市グリーンファームの設立時の理念として、新規就農者の育成及び耕作放棄地の解消が目的のはずでした。
しかし、執行部の説明は経営の安定を図るため、また、市内に同敷地面積のようなまとまった土地が市内にないためとのことでした。
この件について、私は予算特別委員会でも反対、本議会では他の議員から予算書からこの5千万円を計上しない旨の修正案が出されたため、これに賛成しましたが、結果は反対10に対して、賛成11と否決され、原案に対しては反対7(私含む)に対して、賛成14で可決されました。
次に2点目が「軽自動車税の据え置きを求める意見書」についてです。
この意見書は昨年前回議会からの継続審議となっており、現在、市内には軽自動車約12,000台の登録がされているため、市民の足として重宝されております。
12月議会では軽自動車税に対する方針が国で定まっていなかったことから、牛久市の意見として国へ提出するべきであると考えておりました。
しかし、継続審議推奨をした議員は国の方針がまだ決まっていないとの理由から、継続審議にするべきとのことでありました。12月議会での結果については反対10(私含む)に対して賛成11となり、継続審議となってしまいました。
そして今議会においてこの意見書が付託された総務常任委員会を傍聴した際、意見書に対して、反対意見が出ないまま委員会では否決。本議会でも賛成10、反対11となりましたが、またもや反対討論がなかったために、反対の理由がわからないまま否決となってしまいました。