10月5日の本日、牛久市議会初であろう日曜日に臨時議会が開会されました。また、これも牛久市議会初となる再議でありました。
この再議とは、9月定例議会で議員提出議案で提出された、議員提出議案第3号 牛久市土地開発基金条例を廃止する条例についてであり、9月議会では土地開発基金条例を廃止することで可決されましたが、この結果に納得がいかない市執行部は10月初旬広報うしくとともにこの結果に対する怪文書のようなチラシをまたもやひたち野地区の中学校問題と同様に全戸配布しました。
そして、この件で議会に再議を図ったものであります。
再議となった場合、出席議員数に対して2/3以上の賛成がないと可決しないため、通常の採決よりもハードルが高くなります。
結果としては、出席議員20名に対して賛成議員が私を含め、11名であったことから2/3の条件となる14名の賛成は得られず、条例廃止とはなりませんでした。
この件に対して私が思ったのは、市執行部で出した怪文書のようなチラシの最後にもある文言として、土地開発基金の廃止は市民生活に与える影響が大きい旨の記載がありますが、むしろ市民が関心あるのはひたち野地区の中学校問題であると考えます。中学校問題に対しては市執行部で出した怪文書のようなチラシを全戸配布で3回も配布して問題を大きくしておいて、この問題よりも土地売買を行う同基金を再議に付してくることは到底理解に苦しむものであります。
いずれにせよ、議会への事後報告、または議会で事前にチェック出来ない同基金は活用すべきでないと考えます。
また、牛久市議会定数22名に対して、採決時の人数は20名で、1名は体調不良により昼から欠席。もう1名は明確な理由がないまま戻ってきませんでした。
牛久市議会議員の中には、議会に対しての意識と責任があまりにも低い議員がいると以前から感じておりました。
今回の議会に関しても、反対討論が出なかったため反対した議員の理由については分かりません。