呑んだり食べたりフォトったり

燭台




本日も骨董画像。

昨日は別クチでやってる骨董ブログのサーバが飛んでて更新できなかったんですが、復旧したので更新アンドそちらのご案内

昨日『見立て』ということでこちらでも触れた内容ですが、合わせて今日も見立てを取り上げましょう。

黄銅の金具は本来燭台。といっても蝋燭用ではなくて菜種油なんかを注いだ皿をのせて使った物ですかねぇ。それに唐子が描かれた大正期(香蘭社です)のそば猪口のっけて、花器としてみます。唐金の花入れになんら負けない雰囲気を纏いましたよ。

本当は骨董や古き道具の用い方には礼節故の掟や決まり事があります。そこから著しく外れるようだと恥ずかしい事にもなりかねないので、己の不勉強には重々注意しなければいけないのです。

でもそこをクリアした上でしっかり活用できたならばそこにあるのが『用の美』。併せて道具というのは持ち主が愛情を注ぐことでその真価を高めるものだと思うんです。同じ物なのに、ただ埃を被ってるのと愛情持って使ってるのとでは輝きが違うんですよ。これホント。
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