第一印象ですが、クランクの弧を描いた形状が思ってもいないものでした。まあQファクターを押さえつつクリアランスを確保する為の工夫なんでしょう。
先ず漕ぎ出しで覚えた違和感。上死点と下死点で水平が歪んで感じたんですよね、特に左。でも漕いでいるうちに違和感は消えて、問題でもないかと。寧ろ僅かな差違を認識できる人間の感覚って凄い、と自分を褒めておきましょう。5mm延長したクランクも特に違いを感じる事なく、駆動上有利はあっても不利はないでしょうから先ずは一安心です。
実際の走行ではシートの高さ調整に時間を割きました。しばらく窮屈と思われる低いシート位置で回していると、さすがに腿への負担を感じます。「高いままだと膝壊しますよ」と言われたんですが、今までこの負荷を膝で担ってたのかと思うと納得です。確かに高かったんでしょう。
そんなセッティングにしてしまった原因は、バイク乗りですから停車時は常に左足を着いて支えるようにしています。その為ペダルに足を置いて計る時も、左足だけで計ってました。センターからペダル外側までの距離はチェーンリングがある分右側の方が広い筈で、それもトリプルにしてQファクターが拡がってるんだから顕著でしょう。同じ状態なら右足の方が長くなってしまうわけで、本来なら両足で落ち着くポイントを探らなければならないのに。
改めてシートを下げるとサドルへの座りは良くなり、当然足つきも改善。走行中の安定感は元より、安心感も増しました。今後ステムも下げられるかもしれませんし、まだまだ自身のポジションに改善の余地があるのは楽しみでもあります。
さて本題のギア(46×36×26T)に関してですが、漕ぎ出しはシマノ・アウターの50Tからこのセンターの36Tに変えても違和感はありません。家の周辺は山有り坂有りなので変速も頻繁にしたくなるわけですが、その点センターの36はとても使い易い。今まで50×25Tで苦しい時、インナーの34Tに落とさなきゃならないからついそのまま頑張っちゃって 温存する傾向がありました。それがフロント36ならセンターのまま17T.19T辺りで凌ぎつつ、まだ余裕がありますからね。私の脚とコースには持って来いの構成みたいです。
そしていよいよ憧れのインナー26T。取り敢えずホームコースでは最大の11%の坂で使ってみましたら、なんて楽なんでしょう。身体が軽い! もうなにも怖くない! さすが かつての相棒ユーラシアの32×24T・ギア比1.33を凌駕する1.04。くそ、くそぅ! これが鴨川行きで装着できていれば! テスト走行なのでその後インナーを使う機会を伺いまくりだったのですが、普通に走ってたら終ぞ使いそびれてしまいました。それでもセンターの36T中心に走っているので、まるで脚に負担が掛からないのか疲れないんです。これは想像していた以上に凄い武器を手に入れたと思いました。
ソノマを買った時からこの位のギア比を手に入れる事は想定してまして、これで思い描いたスタイルが完成致しました。少々無い物ねだりかと思っていた「もうちょっとラフなポジション」についても、私のセッティングが拙かったようで この度手に入りました。シートピラーを下げると剛性も増すように感じますし、ソノマをしっかり『700Cランドナー』に出来たと思います。
上記に追加して今朝のポタリングでのレポ。平地を大堀まで行って郡ダムから羽鳥野と走りました。フラットな幹線道路ではしっかりアウターが使えましたし、インナーは13%の上り坂もシッティングのまま難なくこなしてくれました。また主にチェーンを詰めたからと思いますが、リアスプロケットの各段で収まりがよくなりました。もう3500km走ってますしね。う~ん、気持ちいい。
走行時間 1時間44分02秒
走行距離 34.50km
平均速度 19.9m/h
最高速度 44.2m/h
消費㌍値 475kcal
6月積算 60km 2日
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