注文した部品が届きました。
目視しても原因については半信半疑。取り敢えず純正部品で交換することにしました。ボアアップも無しの方向で。
頼んだのはピストン・ピストンリングセット・ピストンピン・ピストンクリップ・シリンダーヘッドガスケット・シリンダーガスケット・コネクティングベアリング。
ピストンリングだけでも大丈夫だろうと思ったんですが、焼けたピストンは手間暇掛けて洗ったところで得られるクオリティは低下したモノでしょう。そしてピストン替えるならついでにとピストンピン・クリップ・ベアリングも頼み、シリンダーとヘッドは清掃で充分と踏みました。
新旧部品見比べながら慎重に組み付けていきました。それで気が付いたことですが、ピストンリングは思ったよりヘタれていませんでした。寧ろ変わりありません。じゃあ何処が？ というと、シリンダーヘッドガスケットです。新品に比べたら外した旧部品は真っ平らなパネルです。おそらくこれで圧縮漏れしてたんでしょう。
そう思うと危なかったぁ。私、この部品はオイルガスケット程度の物と思いケチッて再使用しようかと思ってたところでした。それにしてもここのパーツがこんなペラペラなもん一枚で好いんでしょうか？ 締め込み過ぎたら潰れておシャカでしょうし、耐久劣化でこうなっちゃうんだとしたら何とも心許ないんですが・・・まあこういうものなんですね。
さて、とにかく慎重に慎重を重ねて組み込みエンジン・オン！ 見事エンジンは掛かってアイドルではありますが不都合もなく、また心なしか前より力強く回ってる気がします。何よりガスケットの違いを認識できた事が「要因を見て取れた」という判断に繋がってるので手応えがあります。
例によってまだ走ってないんですが、それはまさか翌日に部品が届くとは思ってなかったので、シートのメンテナンスを先にして水洗いしちゃったから 乗りたくても乗れないんですよね。一応一区切りついて落ち着いたので良かったです。テスト走行が楽しみです。
