Lancet誌 日本特集

2011-09-09 22:34:00 | お奨めの本
 8月30日にThe Lancet Lance Japan: Universal Health Care at 50 Yearsが発行された。1年ぐらい前から日経メディカル(GP向けのジャーナル)などにとり上げられていた。
 発行を知らせるメールがLancet誌から9月7日に来たので、それを貼り付ける。(ウェブ版ユーザーに登録をしているので、お知らせが来る。これは無料)↓

トピックス

- なぜ日本は世界一の長寿国なのか?

- 日本の国民皆保険制度にみる、"課題"と"挑戦"

- 日本の診療報酬制度で十分な医療の質が担保できるのか?

- 日本はどのように高齢化に対応するのか?:世界が注目する日本の対応

- 東日本大震災から6カ月:世界中から支援を受けた日本は、今こそグローバル・ヘルスの分野で中心的な役割を担うときだ

日本特集にアクセスス www.thelancet.com/japan
http://mail.elsevier-alerts.com/go.asp?/bELA001/q1R93U3F/xZ2J3U3F
 


上記サイトから、日本語翻訳は全文が入手できる。英文はsummaryかpreviewのみがフリーで、本文は電子版で購入になる。Lancet誌のプリント版は定期購読のみで今から申し込んでも入手できない。医学部、看護、保健医療関係の学部や大学だと図書館にあるだろう。
 
 Lancet誌は1823年の創刊されたイギリスの総合医学雑誌。一桁台の採録率で非常に厳しい査読で有名だが、それだけに非常に権威の高いジャーナルだ。臨床関係の話のときには、引用文献としてよく名前が出てくる。

(その他のジャーナルで臨床全般でよく出てくるのは、アメリカのNEJM(New England Journal of Medicine)誌、JAMA(Journal of the Amerikan Medical Association)誌(米国医師会が出している)などがある。覚えておいた方がよい)。

 執筆者の中に、いつかこのブログで紹介した『日本の医療』(中公新書)の著者もいる。

 これからひと通り、目を通すつもりだ。
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