さて、前回は私が推奨している物・ダメな食べ物として
⒈精製された炭水化物・添加糖を減らす(白米、甘いジュース等)
⒉タンパク質を摂りすぎない
⒊良い(純度の高い)脂質を摂る
⒋食物繊維をたくさん食べる
⒌加工食品を減らす
を上げました。
前回は1と2ついて説明しましたので、今回は、3について詳しくお話ししていいこうと思います。
⒊良い(純度の高い)脂質を摂る
うーん🧐
脂質(脂肪)って体に良くないんじゃないの?と思われる方が多いいと思われます。私も、医療従事者になる前はそう思ってました。
しかし、全ての脂質(脂肪)が体に悪いわけではありません。
もちろん悪い脂肪もあります。
脂質(脂肪)の摂りすぎが脳梗塞とか心筋梗塞とか引き起こすんじゃないの?
いえ、どちらかと言いますと、炎症性疾患の方が圧倒的にリスクが高いです。
「何それ、、、?」
これは、少し難しいかもしれませんので知りたい方は、コメントへ!
脂質(脂肪)の摂りすぎは、コレステロールがあがっちゃうでしょ?
いいえ、血液中のコレステロールの大部分(80%)は肝臓で合成されます。食事から取られる物はわずか20%ほどなのです。
なので、糖を取りすぎて脂肪肝になる方がよっぽど良くないのです。
さらに、コレステロールは、体になくてはならない物です。
細胞の膜の材料はコレステロールなのでお肌を良くしたりするために、必要不可欠なんですね。
しかし、悪い脂質(脂肪)もあります。
それは、加工された脂肪です。
例えば、マーガリン(良く食べるプラスチックと言われます)
食物性油(サラダ油など)加工過程が長い物
要は工業的に精製された油は良くないと言われています。
トランス脂肪酸なんて聞いたことがあるんじゃないんでしょうか?
なので、加工が少ない、動物性油やオリーブオイル、ココナッツオイル、バター(できれば無塩)などは良い油とされています。
最近は糖質制限をされている方におすすめのMCTオイルが注目されていますね!
さらに、近年注目されている油として、青魚の油が良いと言われるようになりました。EPAやDHAなど聞いたことがあるのではないでしょうか?
これは、体内で作ることができない必須脂肪酸と言われる物で、血液をサラサラにする効果が高いと言われています。
お医者さんが処方するお薬にもEPA・DHA製剤があるほど、有効性が高い物であると言われているのです。
私も、食べすぎた時は、できだけ取るようにしています!
最新の研究では、このEPA・DHAなどは認知症の予防効果があるとも言われてきました!!
皆様、良い脂肪をとることが必要な理由が分かりましたでしょうか?
さて、次回は残りの4.5についてお話ししていこうと思います。