連日35℃を上回る猛暑。
コロナの予想を上回る猛威。
酷暑の中のオリンピック。
何故この時期にオリンピックを開催しなければいけなかったのだろうか?
もう一年延期して、今年は国民一丸となってコロナと戦い、
沈静化してから来年季節の良い時に開催すれば良いものを。
夏季オリンピックと言っても、欧州の夏と日本の梅雨や台風を含む夏とは条件が全く違う。
57年前のオリンピックは、日本で一番季節の良い爽やかな秋に開催された。
何故今回もそうしなかったのだろうか?
IOCと日本政府の焦りがこの結果を生んだのだ。
オリンピックは勝ち負けを競う競技であるから、興奮や感動を伴うのは当たり前のことである。
今は金メダルの量産で一喜一憂し、日本国民は沸いているが、本当にそれでいいのだろうか?
そしてコロナは押さえ込むどころか、過去に例を見ないぐらい拡散している。
全都道府県でコロナ患者が居ない所は一カ所も無い。
しかも若い人は「コロナなんか怖くない」と言って、平気で外出し、外食したり飲酒している。
ワクチンの普及も大切だが、コロナに対する教育が出来ていない。
その付けを医療従事者だけに押しつけているのは、為政者の大きな過ちだろう。
このままでは年内に大型のパンデミックが起こりそうだ。
まず今することはコロナを如何にして収束に導くかが絶対最優先事項だと思う。