2008.8.24
日付が前後しますが、三鷹市企画部企画経営室へ8月24日に最初に送ったメールをご紹介致します。
行政というのは、どうしても言葉をにごして(あるいは無視して)
こちらの要求をかわそうとするところがありますので、
ひとつひとつをきちんと確認して進めてゆかなければなりません。
幸いにも三鷹市には男女共同参画条例がありますので、
条例に基づいて請求をしてゆくのが効果的です。
法的根拠があって、初めて重い腰をあげてくれる。それが行政なのでしょうか。
(↓以下、企画部に送ったメール)
三鷹市役所 企画部企画経営室 平和・女性・国際化推進係 御中
三鷹市女性問題懇談会 御中
突然のメールで失礼致します。
わたくしは三鷹市在住の、○○××(本名)と申します。
このたび貴職にご連絡させていただきましたのは、わたくしが平成19年度後期乳がん検診を受けた際、
下連雀にあるHクリニック男性医師から、モラルを欠いた不適切な態度・言動を受けたからでございます。
その事実は「意見書」として、既に三鷹市医師会と三鷹市健康保険センターに通知致しましたが、
具体的な調査・解決は図られず、わたくしの女性としての人権は未だ回復されておりません。
これまでの経緯は以下の通りです。
2008/5/10 三鷹市医師会と、三鷹市健康保険センターに意見書を送付(甲1)
2008/6/12 三鷹市医師会から回答が届く(甲2)(医師会には具体的な調査・処分権限はないという報告のみ)
2008/6/20 三鷹市健康福祉部健康推進課(三鷹市総合保健センター) 課長 U氏からメールにて回答(添付メール)が届く(医師会に『強く申し入を行った』という報告のみ)
よって、三鷹市男女平等参画条例に基づき、以下のことを要求致します。
「第8 性別による権利侵害の禁止・2」 に反する事実が行われたため
①「第13 相談員の設置・2」「第14 三鷹市男女平等参画審議会」 に基づき、
すべての関係者から事情聴取を行い調査審議し、人権救済のため最良の解決を図る
②「第9 普及広報」 に基づき、このたびの乳がん検診の事実を一般市民に公示する
③「第10 市民等の活動に対する支援」 に基づき、
三鷹市健康保険センター課長・U氏と医師会との間でどのようなやり取りが行われたのか、
具体的に情報を開示し、書面にてわたくしに提供する
また、わたくしはこの案件を、最初に乳がん検診を担当していた三鷹市健康福祉部健康推進課に進言致しましたが、
先に述べたとおり具体的な解決・報告がなされず、事実をうやむやにされたまま終わるところでした。
わたくしは自分の調査で貴職に辿り着きましたが、本来ならば健康福祉部に相談をした時点で、
健康福祉部は「第3 基本理念・(1)」「第4 市の責務」「第7 市、市民及び事業者等の協働」
「第9 普及広報」「第10 市民等の活動に対する支援」に基づき、
同じ市の機関としての、企画部企画経営室や三鷹市女性問題懇談会の存在をわたくしに伝える責務があったと思います。
各部署が互いの職務概要を把握し、円滑に人権救済がなされるのが、理想の地方自治運営のあり方ではないでしょうか。
上記につきましても、どのような改善策がなされたのかをお伺いすることを希望します。
まずはこれまでの経緯を添付いたしますので、御査収下さい。
わたくしのほうは、相談員や審議会に直接お会いして、事情を説明することに依存はございません。
いずれにしましても、この件につき、9月末日までに何らかのお返事をいただけますでしょうか。
一方的な申し出で恐縮ですが、今後も需要が高まる乳がん検診の重要性に鑑み、適切な診療がなされるためにも、
何卒よろしくお願い申し上げます。