セクハラ乳がん検診被害をなくそう 

三鷹市が業務委託をした、下連雀の吉祥寺通り花岡クリニックでセクハラ乳がん検診を受けました。制度の改善を求めています。

三鷹市男女共同参画の調査結果を、すべて公開します

2009年11月17日 00時20分31秒 | 三鷹市とのやりとり

2009.3.27

わたくしごとで恐縮ですが何かと忙しく、随分長いことブログの更新をサボってしまいました。
しかし、セクハラ乳がん検診の問題は、まだまだ現在進行形です。
今は2009年11月現在ですが、再びピンクリボンキャンペーンで全国がにぎわっていますね。
「余命1ヶ月の花嫁」など、映画の公開も伴い、ますます乳がん検診は周知され、需要が高まっています。
だからこそ、わたくしが受けたセクハラ検診を風化させてはいけないと思いますし、
改善に向けて事実を啓蒙してゆかなければいけないと考えています。

以下、三鷹市男女共同参画から届いた、セクハラ乳がん検診の調査報告書です(↓)


20三企企第647号
平成21年3月27日
三鷹市企画部長 k
男女平等参画相談の結果通知について
○○ ×× 様
平成21年1月29日に受付けました男女平等参画相談について、別紙のとおり三鷹市男女平等参画相談員から報告がありましたので、通知いたします。
なお、三鷹市健康福祉部及び三鷹市医師会に対し、乳がん検診受診者への一層の配慮を求めるため、相談結果通知を送付いたしました。
( 連 絡 先 )
〒181・8555 三鷹市野崎1-1-1
三鷹市企画部企画経営室
平和・女性・国際化推進係
電話 0422・45・1151(内線2116)
FAX O422・48・1419

相談結果通知書(別紙2)
平成21年1月
※相談者に対して通知します
29日に受付けました相談について、下記のとおり結果を連絡します。
なお、調査等を行った内容は別紙のとおりです。
(この結束は三鷹市男女平等参画条例に基づき助言をするものであり、その他法御こ基づく斡旋、調停ではありません。)

相談者の申出内容につき、すでに受診から約1年が経過しており、また関係者の供述以外に両者の供軍内容を立証する証拠に乏しいため、当日どのような言動がなされ冬かをこれ以上本相談機関にて調査・瓢定することは困難であると思われます。したがって、・本相談においては、調査は終了せざるを得ないと考えます。

ただし一般論として、少なくとも、診察中の医師の発言が発言者の意図とは別に女性の心情を傷つける可能性があり、そのことに医師は十分に留意する必要があることは認められると思われます。乳がん検診の重要性に鑑み、今後の乳がん検診を女性が安心して受診できるようにするために軋この必要性についての、三鷹市を含めた関係機関の、いっそうの配慮を望みます。

また、三鷹市内の相談機関(当相談機関の存在等)について臥より早期に相談者に対する積極的な情報提供がなされるべきであったと考えます。



受付票裏面(別系氏1裏面)※調査等を行った内容等を記載
【相談員活動経過】
○平成21年1月29日(木)相談者と面談
○平成21年2月12日(金)市長に男女平等参画相談の関係者から説明を革めることを意見具申(当該相談関係者として、三鷹市健康福祉部健康推進課及び企画部企画経営室職員、当該相談者の乳がん検診を行った医師)
○平成21年2月16日(月)市長が意見具申の内容のとおり対応するよう相談員に指示
○平成21年2月17・日(火)相談員が健康福祉部健康推進課及び企画部企画経営室職員と面談し説明を求めた。
○平成2Ⅰ年2月17日(火)相談員が検診を行った医師と面談し説明を求めた。
三鷹市の対応経緯につき、平成21年2月17日17時より約50分間、三鷹市役所にて
説明を受けた。
なお、受診者からの意見書は、市健康推進課等へ平成20年5月10日にメール送信さ
れ、以降、同課での対応を経て、本「男女共同参画相談」制度については、受診者から市企画経営童への平成20年8月24日付メールへの返信の形で、平成20年9月18日添付メール(企画経営室長より受診者へ発信)にて紹介がされたものである。
また、平成20年IO月7日、「三鷹市委託業務に係るセクシュアルラスメント調査委員会」が設置されていることも付言する。
・診断を行った医師への求説明を内容とする市長への意見具申を行い、その上で下記の通りの求説明を行った。



求説明日時:平成21年2.月17日18時05分~18時50分
場所:受診クリニック
説明者:診察医師             一
求説明者:松原拓郎(三鷹市男女共同参画相談員)
説明内容‥要旨以下の通り。

1 乳がん検診の一般的進行
・上半身を脱衣し、触診、外見からの観察の後、・ベッドに寝てもらい、触診・エコーのあと、ジェルを拭き取り(ます医師が拭き、その後に本人に拭いてもらう。)、終了する。
全体で10分かからないくらいの所要時間である。
・診察室は妻(同医院心療内科医師)の診察室の隣で、完全には仕切られておらず、また看護師等の往来もひっきりなしにあり、声もすべて周囲に聞こえる状況にある。

2 検診担当医
上記医院では、乳がん検診はすべて外科医である診察医師が担当している。

3 平成20年3月7日検診について
当該相談者授診都を診察したことについて臥記憶がある。
電話予約時に「女性の先生がいらっしゃるんですよね。」と受付の者が言われたかどうかは、自分は直接電話を取っていないので、わからない。ただし当院では乳がん検診は自分しか担当していないので、受付の者は、そのように聞かれれば、男性医師担当であると答えるはずである。したがって、そのような発言は、なかったのではないかと患う。
検診当日は、当該受診者は、診察室に入るなり「ここはマンモグラフィーはやっていませんか」というような質問をしてきた。このような質問をされたのは、初めてであった。
それに対しては、うちは超音波だけなんですよと答えると迷っている風なので「やりますか、やりませんか」と聞くと、「やります」と受診者も了解したので、検診を始めた。
「おどおどしながらチラチラ伺い見ており」「常にニヤニヤおどおどしており」執こついては受診者の主観的意見であり、自分としては答えようがない。ただし自分としては受診者が意味しているような性的な意味での意識はない。
「能書きたれてるわりには何の症状もない」という発言はしていない。
触診については検診に必要であり、一般的進行通りにやっているはずである。また外見からの観察も、検診に必要であり、一般的進行通りにやっているはずである。
「ぉっぱいがあまり大きくないから大丈夫」という発言は、そのような失礼な印象を与えるニュアンスで発言をしたことはない。私が乳房の大きさに言及したとすれば、マンモとエコーの違いを説明するときで、マンモグラフィーは石灰化を見るのに鋭敏で、エコーは腫癌を見つけるのに適しており5mm以下でもはっきり分かると説明し、そのあとで乳房の大きい人はマンモグラフィーで圧迫されて痛かったからエコーにしたと言ってくる人が多いという経験談を伝えることがあるため、そのような説明を今回の受診者にした可能性はある。
自分の診察がセクシャルハラスメントだという受診者の主張について臥強く否定する。

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①「言ってない」「言っていない」の繰り返しに呆れます。診療室はカメラも録音もない閉鎖された空間ですから、そのように言い逃れすることはできます。
私は当初から一貫しておなじ主張をしています。過去に個人面識も怨恨もない人間が、何のメリットもないのに、ここまで面倒な作業と創作などするわけがありません。

②診療室は閉鎖された空間のうえ、医師と患者では医療専門知識という点で、絶対的な上下支配関係に置かれます。
医師の誘導により不信感のぬぐえないセクハラ診療に異議を唱えられなかった実例は、私以外にも数多く存在します。

③「完全には仕切られておらず、また看護師等の往来もひっきりなしにあり」もまったく正しくありません。
看護師は、医師と私をふたりきりにして、姿の見えない奥カウンターのほうに引っ込んだまま、一度も出てくることはありませんでした。ずっと二人きりの気持ち悪い時間が流れていきました。