軽さという価値の普遍性について悩んでみたり

2004年11月30日 | 読んでみました
年齢を感じる瞬間が多くなってきています

ライトノベルっていうカテゴリが良く判らない自分は
オッサンなんだなとサブカル系で年齢を確認するヲトコです
あ、すまんヲタクです。つか、サブカルって何だ?

角川とか富士見のライトノベル専門の文庫は
理解できるというか、スニーカーとかファンタジアとか
もっと古ければソノラマとかX文庫とかコバルトとか
小学校~大学生までガンガンに資金提供しまくりましたよ。
作家さんにエールを送りまくりましたよ。
なので、ライトノベルというカテゴリには
どっぷりつかって育っているはずなんですよ。

で、こないだライトノベルの解説本を軽くめくってみました。
(このライトノベルが凄い!だった気がするんだけど違ったらスマヌ)

ほんでね、ライトノベルのハシリとして創竜伝と
ガンダムの小説が紹介されていたんですよ。
ん~…ん?何かがキモチワルイ…

えとね、ファーストガンダムの小説はカテゴリ的には
ノベライズでしょ?
Z以降は小説も平行だった気がするのでライトノベルという
位置付けも納得できるけど。
ベルトーチカチルドレンとかは映画版逆襲のシャアとは
別物でほほうとか思った中学生の頃でしたが。

でね、問題はね創竜伝なんですよ。
ライトノベルじゃないでしょ?社会風刺小説ですよ
若干左向きの人を養成する小説ですよ。5巻までは。
CLAMPさんが表紙を書かれたあたりというか
キャラが暴走し始めたあたりから完全に腐女子の
方々のモノとなってしまいましたが…
今読むとチープ感はありますが、少なくともその当時の
世相というか、世界情勢を反映した上で斜めから見ると
こんなカンジなんだよ~という視点を与えてくれたのですよ。
つか、中学生の時に読んで、すっかり世相を斜めに眺める
クセが付いちゃいましたよ。
大学時代は記事特性の違う週刊誌であるところの
「週間朝日」「AERA」「Views」「NewsWeek」
を読んでは、始点の違いが報道の違いになると言う事を
世相の差になると言う事を知りました。
そういう自分の萌芽を促してくれたのですよ。創竜伝。

まぁ、今ではすっかり腐女子御用達のライトノベルなんだけどさ
根拠の無いプライドが違和感の根っこだっていう事も
判ってるんですけどね。

なんつーかね、ライトノベルという分類がやっぱり
よく判らないんですよね。
むしろオジサン的には分類されない方が
気軽に読めていいんですけど…
ライトノベルというカテゴリがオジサン的には
すでに重荷という…ライトじゃないじゃん

「ネガティブハッピー・チェーンソーエッジ」とか
オジサンは読めるのだろうかと不安になった今日この頃でした
あ、「NHKへようこそ」はイタ過ぎます。我が同胞達の生態
コメント (10)
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