おばちゃんちの屋根の工事が始まりました。
ガレージには、業者さんの車が入りますから
おばちゃんは自分の車を
近くの役所の駐車場に停めに行きました。
役所の玄関前の池では鯉が元気に気持ち良さそうに
泳いでいました
鯉たちの元気さに比べ、
華ばっちゃんは
食欲を無くし、まともに立つこともできなくなりました。
獣医さんからは、体を温めるように言われました。
華はきついでしょうが、おばちゃんもきついです
。抱いて外に連れ出し、排泄物を出してくれるのを待ちます。
そして、また室内へ
元の飼い主に見捨てられたクロネコちゃんが
華に寄り添います。
華が時折 苦しそうに悲鳴をあげますので、
悲鳴が納まるまで、おばちゃんは抱きしめるだけです。
今、華は確かな呼吸で寝ています
やはり、安楽死の選択はできません
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