文雅の両親は彼女が2歳の時に離婚し、その後は父親と義母と一緒に暮らしていました。義母は文雅に我慢ができず、いつも彼女の父親と口論していました。父親にはどうすることもできず、文雅の母親の家に文雅を連れて行くしかありませんでした。しかし母親は文雅を世話する時間が全くなかったので、よく親戚や友人の家へ預けました。長年にわたる里親との生活のあと、小さい文雅は孤独で無力感を感じ、家の暖かさというものにあこがれていました。父と義理の母が離婚したため、父親の元に戻り、それからというもの良いも悪いも家庭はあったのです。
成長した文雅は、とても慎重で従順な性格で、勉強熱心でした。しかし、大学入試の準備に熱心に取り組んでいたちょうどその頃、不幸が襲いかかりました。母親が脳出血を起こし、麻痺して寝たきりになってしまったのです。彼女の義父は母親を見捨て、しまいに彼女の財産をすべて盗んでしまいました。さらにその後、実の父親は肝がんで入院をしてしまい…文雅には一家を支えることなどとてもできませんでした。できることといえば、親戚や友人に助けを懇願することでしたが、それも拒否されました。
文雅に頼る物は何もなく苦しんでいたとき、全能神教会から二人の姉妹が、終わりの日の全能神の働きについて文雅と母と姉に証しをしました。この二人は、全能神の言葉から人生の苦痛の根源を理解し、神様の前に来ることだけが、神様から守られ幸せに生きられる方法だとわかったのです。神様の言葉に慰められることだけが、母と娘が苦痛と無力から抜け出せる道だったのです。文雅は真に神様の愛と慈悲を経験しました。ついに家の暖かさを感じ、本当の家に戻って来たのです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます