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全能神―主イエスの再臨

全能神の発表「道の最終行程をいかに歩むべきか」抜粋 2

2018-11-03 00:02:19 | 全能神の発表

 ペテロは良心のある人間であった。すなわち、ペテロにはその種の人間性があった。ペテロが最初にイエスに付き従った時、反抗的で反逆的な考えを数多く抱かずにはいられなかった。しかしイエスに付き従っている間に、そうした考えを真剣に受け止めず、人間とはそういうものだと考えていたので、当初ペテロは全く非難を感じることもなく、取り扱われることもなかった。イエスはそのようなペテロの反応を深刻に受け止めることも、気にかけることもなかった。イエスはただ自らが行うべき働きを続けた。イエスはペテロやその兄弟に小言を言うことは決してなかった。「イエスはペテロ達が反応して抱いた考えを知らなかったのではないだろうか」とあなたは言うかも知れない。そのようなことは一切ない。それはイエスがペテロを真に理解していたからである。イエスはペテロを深く理解し、ペテロに対して何も対処しなかった、と言えるであろう。イエスは人類を嫌っていたが、同時に人類を哀れんだ。現在あなたがたのうちにパウロのように反抗し、また主イエスに対してペテロが当時そうであったように、多数の観念を抱いている者が大勢いるのではないだろうか。言っておくが、自分の第三感を過信しないほうが良い。あなたの感覚は信頼出来ないものであり、ずっと以前からサタンによってすっかり壊されている。自分の感覚が絶対的に完璧だと考えているのだろうか。パウロは主イエスを何度も拒んだが、イエスは全く反応しなかった。イエスは病人を癒やし、悪霊を追い払うことが出来たが、パウロの中の「悪霊」は追い払うことが出来なかったのであろうか。イエスが復活して昇天した後になって初めて、パウロがまだ無慈悲にイエスの弟子達を捕らえ続けていたとき、ダマスコに向かう道中のパウロの前にイエスが現れパウロを打ち倒したのはなぜだろうか。主イエスの対応が遅すぎたのであろうか。あるいは、肉にある主には全く権威がなかったからであろうか。あなたがわたしの背後で密かに破壊的で反抗的になっている時、わたしがそれを知らないと思っているのか。聖霊から得た啓きの断片を用いてわたしに反抗出来ると思っているのか。ペテロが未熟だった頃、イエスに対する考えを多数抱いたが、それなのになぜペテロは咎められなかったのであろうか。現在、多数の者が咎められることなく様々なことをしており、そうした者は行動が不正であると明白に言われても耳を傾けない。それはひとえに人間の反逆性のせいではないであろうか。わたしは今まで多くの事を述べたが、あなたは依然として僅かばかりの良心の認識さえ欠いている。そんなことでどうして道の最終行程を最後まで歩くことができるであろうか。これが甚大な問題であると感じないだろうか。


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