四代目 畳屋釣吉

創業120年の老舗畳店を営んでおります。

奈良クラブツイッターの反響が… お寺に使う厚畳製作です

2018-05-17 23:26:09 | お仕事

高島屋通信販売カタログ5月号の表紙に

織田たたみの取り組みを紹介頂きました

ご縁を有難うございます


 

 

近鉄線 大和八木駅6番ホームにて

    

 

今年もやってます!!  包丁研ぎ!

1000本まであと620本


織田たたみ

クリック奈良クラブ サッカーチーム

とのコラボ商品グッズ販売が決まりました

スタッフの着ている制服と同じ柄の

麻の葉模様

伝統模様として用いられ

畳縁にもあります

   

奈良クラブ公式のツイッターにて投稿し

反響が凄くて追加でご注文をいただきました

5月20日 11時から

ならでんフィールドにて販売開始です

色んな角度から畳をアピール出来て嬉しいです

ご縁に感謝致します


フランス パリにて

展示販売開始です

maison wa

   

天然芯染い草の財布

 深墨(ふかずみ) 深藍(ふかあい)

   

奈良新聞にも取り上げてもらいました

 

藤巻百貨店にて携帯ケースのご紹介を頂きました

詳しくはこちら→藤巻百貨店

【織田畳店】葵(Aoi)シリーズ iPhoneケース

沢山のご縁を有難うございます

 

今日は朝から夜まで大阪市へ行ってました


先日配達をしたお寺の畳 (向畳 厚畳)の

製作を載せてみます

   

 


吉野町は上市にある濱田畳店さんへ

ご指導頂きながら製作をしました

下準備を入れて3日掛かりました


今回の畳表は安心の国産麻綿Wです

先ずは畳表のシワを伸ばす下準備からです

   

続いて紋縁を裁断します

   

畳の大きさに合わせて

紋が欠けないように注意をし縮めます

   


続いて二畳台の畳床を作り直しました

   

   

角が出るように藁を足したり削ったり…

側面には紋が出るように紙コーナーを入れました


次に四方の縁を縫い付けます

上には二列の紋が出るように予め印をしておきます


次に畳表と畳床を縫い付けます

縁を被せて裏側を縫い付けます

   


次は向畳です

木の箱の上に畳床がついてありました

シワ取りをし1日置いた畳表です

畳に合わせて縁を縫い付けます

使う針は小さい針です

   

木の箱に載せて紋の位置を確認して表張りをします

今回は裏側に木を取り付けました

ノコギリで切れ目を入れて

そこに糸を引っ掛けて表を張ります

   

   

側面の縁は糊で取り付けました

   

横の面の紋もキチンと合わせ

黒糸で縫っていきます

   

四隅を縫い終わり

畳表を霧吹きを掛けて仕上がります

   


二畳台は持ち帰り同じく四隅を縫って

霧吹きをし、アイロンで整えて仕上げました

      


   

   

綺麗に生まれ変わりました

今回は見えない所も手縫いに拘りました


勝手に師匠と呼んでいる 濱田さん

本当に有難うございました

お教え頂いた技術を継承して

次は若い畳職人に教える事が出来るように

日々勉強します




 

コメント
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