お義母さんありがとう

けさ、よっさんのママはお星様になりました
きのう、ひこぼしさまがお迎えにきたのでしょう

昨日、電話が入り、早退
かけつけると、小さくなってしまっていた義母
肺炎を起こしているようだ
必死に呼吸している
すぐに痰が詰まる
吸痰すると、義母は眉間にしわよせる

午後、ふと顔をマッサージしていると間を覚ました
じっと、見つめていた
話しかけていることに耳を傾けてくれていた
子どもたちもしっかり授業をうけ、部活を休んでかけつけることができた
また、目をあけ、孫を眺めている
なにか話そうとしているのだろうけど、声が出ない
力がないのだろう
しっかりお別れができた
今まで、子どもたちは、義父にひじじ、おじょうのおかんと3人しっかり見送ったが
いつも急でしっかりターミナルケアできなかった
今回は、みんなで飲んでいたアイスコーヒーを飲ますことはできなかったが
その中に入っていた氷をおじょうは噛み砕いて義母の口の中にいれた
もごもごうごかしておいしそうにしていた
徐々に血圧が下がり、SPO2も下がる
義母は言っていた
立ち止まるな、とどまるな、と
子どもたちもしっかりお別れして、英会話の塾へ行った

今朝、子どもたちは学校に行った
休ますことを義母は望んでいない
学校に着いた頃、旅立ったと連絡が入った

安らかなおかおだった
6人兄弟だった義母。一番最後に旅立った。でも、一番安らかな旅立ちの仕方だという。
子どもたちが学校を休まないようにしてくれたかのようだ
お別れの式が日曜日だ

大正の末期にうまれ、自分の気持ちを殺して、みんなのために頑張った義母。
もう、頑張らなくていい。
ゆっくりやすんでね

20年だったけど、いろいろありがとう。
いろんなこと学びました。
着物好きだったあなたに、1歩でも近づこうと着付けができるようになったのも
あなたのおかげ

最後は、あなたの好きな着物姿で見送るね

あなたが、姑でよかった。