不安神経症克服への道

また飲むべき薬が増えた

今日は0時半に寝て、目が覚めたのが5時であった。再び眠って6時に目を覚まし、更にもう一度眠ったら起きたのが8時であった。かなり遅い時間である。

現在不安神経症を含めて慢性腎炎や胃の良性腫瘍などいくつか病気を抱えているが、先日もう一つ病気が加わり、いろいろあってブログを書けないでいた。先週金曜日に鼻の粘膜の炎症が悪くなって痛くてたまらなくなったので、耳鼻科に行ってきた。そのときついでにものの匂いが殆どしないことを相談したところ、頭部のCTをすることになり慢性副鼻腔炎が広範囲に広がっていることが判明したためだ。副鼻腔炎は私が小学生か中学生の頃にかかって一時耳鼻科にも通っていたが、鼻洗浄をするだけであった。そのうちあまり気にならなくなったので、通院するのをしばらく止めていた。入社してからも鼻詰まりで副鼻腔炎と言われ数ヶ月耳鼻科に通ったが、やはり毎回鼻洗浄をするだけでそのうち症状が軽くなったので通うのを止めていた。ところが新型コロナ禍前の2019年頃だったろうか。突然匂いが殆どしなくなってしまったのだ。脳のMRIをしても特に異常がなく、耳鼻科に通ったら年齢的なものかもしれないと言われただけで治療もなく、諦めていた。ところが今回かかった病院の医師はCTとって下さり、両目の近くや左の鼻の副鼻腔に炎症が広がっていてそれで匂いがしないのだろうと診断し、抗生物質と鼻の膿を出しやすくする薬、血行を良くする漢方薬、鼻づまりを軽減する鼻スプレーの三種類の錠剤とスプレー薬を出して下さった。一週間ほど様子をみて、改善がみられなかった場合は最悪手術だとのことだった。医師によって診断が違うことに驚くとともに、思い切ってこの病院の耳鼻科に相談してみて本当によかったと思う。副鼻腔炎が酷くなると脳に影響を及ぼすこともあるらしい。現在いろいろ抱えている病気は、全て仕事で手一杯で悪い生活習慣や環境を改めようとしなかった結果で、半ば自業自得とも言える。ある意味不安神経症の「おかげ」で仕事を辞めたことで時間ができ、かなり悪くなっていた身体をぎりぎりのところでメンテすることが出来たと言える。会社を続けていたら抱えていた病気に気付かずに、あるいは気付いていても忙しくてそのまま放置し、取り返しのつかないことになっていた可能性がある。不安神経症の「おかげ」で、命拾いしたのだろうか。

ここ数日ブログを書けないでいたのは、その副鼻腔炎の新しい薬に対する恐怖症のせいである。特に抗生物質に対する恐怖は強い。過去二回ほど抗生物質でアナフィラキシーを起こして全身蕁麻疹、血圧低下、呼吸困難、意識を失いそうになるなどの症状で緊急で点滴を受けたことがあるためだ。今回も一錠を四等分した一欠片だけ飲んで数時間様子をみたあと、徐々に増やして問題無いことを確認した。また鼻スプレーも恐怖であった。注意書きに呼吸困難になるという副作用が起きることがあると書いてあったためである。こちらも以前風邪でPL顆粒を処方してもらったとき、喘息の状態になりゼイゼイして呼吸が困難になり、やはり緊急で点滴を受けたことがあるからだ。これらのトラウマがすっかり新薬恐怖症になり、不安神経症が酷かったときは治療のための新しい薬を飲むのに一週間以上かかってしまった。現在はかなり不安症状が改善されて数日で済み、ようやく副作用が起らないことを確認できた。

それにしても飲まなくてはならない薬が急に増えてしまった。現在の薬は、抗不安剤のリーゼ、抗うつ剤のセルトラリン、睡眠薬のレンドルミン、腎臓の血圧を下げる降圧剤のロクサンタンカリウム、やはり腎臓のため血液をさらさらにする薬のジビリダモール、新たに加わった抗生物質のクラリス、膿を出しやすくする薬のムコダイン、血行を良くする当帰芍薬散、そして鼻スプレーのアラミスト点鼻液である。自業自得で治療して頂けるだけでも有り難いのだが、飲む薬の多いのはそのぶんだけ副作用が心配である。いつか薬の種類が半分以下になりますように。

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