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古代エジプト文明 棺や埋葬装飾品、ミイラ、今回話題となったグリーンフィールドパピルス
が展示の目玉だった。
紀元前7000年から農耕文化が有り3000年前(パピルスと文字の発明)からの文明の足跡
ミイラ崇拝 死後の復活 それらは宇宙とつながる太陽の復活や生物の復活を信じ復活した後に
魂の宿る場所がなくなるためミイラを作成 死後人は旅に出る。復活の審判を受け正しく生きた人のみ復活の旅が続く あらゆる旅のあと 行く末はナイルの肥沃な土地での生前と同じ豊かな生活が待っている。 このパピルスには正義がいかに大事か まっとうな人としての生きる道を説いている。
この事が経典の様に37mものグリーンパピルスに記してある。象形文字とエジプト独特の横向き
顔面の人や動物の顔をした神々の絵 描いている事には仏教やイスラム教、キリスト教にも通じる教え、ギリシャ神話や世界中の神話にも通じる話がふんだんに入っているんです。
人々の豊かな暮らし 今となんら変わらない生活の日々、目に見える物的文化は変化したように思えるが10000年前と精神的な考え方、人の生き方はさほど変わっていないのが不思議で自然。
人は生活で不便さを便利にする道具つくりに精を出し文明も文化も発展させたと大きな勘違いを
している 人の教えや人の付き合い方は10000年もの間何も変わっていなかったのだ。
この命の旅は今後も大きな変化はなく続く事だろう。
大きな天変地異や愚かな人の仕業が無ければの話だがこの後も数万年続く事だとして果たして
物的文化がもたらす恩恵は人が豊かになるかどうかとはあまり関係ないように思えてきた。
物的文化は人に楽をもたらすが決して豊かな生活をもたらすものでは無い事をこのエジプト展で
考えさせられた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120921-00000053-minkei-l40
同展は、古代エジプトの人々を1500年にわたって来世に導いたガイドブック「死者の書」の記述をもとに、大英博物館のコレクションから、古代エジプト人の来世観を紹介する企画展。東京で今夏開かれたが、東京以外の開催は福岡のみ。
会場では、37メートルに及ぶ世界最長の「死者の書」である「グリーンフィールド・パピルス」の全容を日本初公開するほか、ミイラや棺(ひつぎ)、護符、装身具など約180点を展示する。