今日は精子について少しお話ししたいと思います
みなさまは不妊の原因の約半数に男性側に原因があることをご存知でしょうか?
精子の数が少ない乏精子症や、精子の運動率が低い精子無力症、精液中に精子がいない無精子症などの原因があります。
また、精子はストレスや疲れ、生活上の影響をうけやすいものだと言われています
週刊東洋経済 2012年7月21日号から画像をお借りしました
まず、喫煙です。タバコを吸われているご主人様は多いのではないでしょうか
喫煙は精子の運動率を低下させたり、精子のDNAに傷をつけてしまい流産の原因や受精障害を起こす可能性があります。また精子への影響だけでなく、勃起障害の原因にもなると言われています。
喫煙は精子の為だけではなく、ご主人自身の健康や今後赤ちゃんへの影響も考えて早めに禁煙できるように心がけたいところです
次に精子は熱に弱いと言われています。精子を作る器官である睾丸は35℃にたもつのが良いとされています。35℃以上に熱をもってしまうと精子を作る機能が低下してしまいます。ですので、暑いお風呂やサウナ好きのご主人さまは要注意です。
長風呂や頻回なサウナなどは控えるようにしましょう
週刊東洋経済 2012年7月21日号から画像をお借りしました
また、仕事中に膝の上でノートパソコンを操作されているかたもよく見かけます。
パソコンからは熱が発せられているので膝の上の操作は避けたほうがよいといえます。
下着もきつく締め付けるものでは熱もこもりやすくなってしまいます。
なるべく通気性のよいものを着しましょう。
そして禁欲期間はとても重要と言われています。
精子は常に生成されており、禁欲が長いと古い精子が多くなり運動率の低下やDNAを傷つける原因になってしまいます。
禁欲期間が長くなりすぎないように注意し定期的に精子を射出することがいい精子をつくるために重要になってきます。
その他に精子はストレスや生活の影響をうけやすいものです。
規則ただしい生活を心がけ、ストレスをためすぎないようにしたいですね
奥様の治療も大切ですが、ぜひご主人さまにも日々の生活のなかで意識していただければと思います。
現在、精子について詳しく解説している書籍を受付で貸し出していますので、ご興味のあるかたはぜひお声おかけくださいね
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