扇町レディースクリニック・ブログページ

応援メッセージ頂きました #24

2人目を不妊治療で妊娠し出産しました。

31歳で子宮頸癌の手術をしました。

結婚し、子供はなかなか出来ないかな?と思っていましたが34歳で第1子を出産しました。自然に妊娠したので2人目もすぐにできると思っていましたが、2年経ち3年経っても出来なくて病院で治療することに決めました。

扇町レディースクリニックに来るまで2つの病院にかかりましたがなかなか出来ず、当病院を紹介してもらいました。

子供が出来ないのは私に原因があり、主人もあまり協力的でなかったのでとても悩みました。
夫婦げんかは絶えず、子供にあたってしまうこともありました。
私1人だけ治療して痛い注射などし嫌な思いばかりして・・・と思う日が続き、不妊治療をやめようかとも考えました。
Dr.にもうそろそろステップアップと言われ、主人と話し合い次のタイミングでできなければ子供はあきらめるか体外受精にするかと言っていた矢先に私たちのところへ赤ちゃんが来てくれたのです。

本当に辛いことが沢山ありくじけそうになりましたが、出産し赤ちゃんを抱いたとき今までの辛さは全て忘れました。
38歳で2人目を出産し体力的にしんどいこともありますが、私たちの宝物がまた増え本当に幸せです。

私は橋本病という病気で薬も服用しながら妊娠生活を送っていました。
生まれて来てくれた赤ちゃんはとても元気でありがたいです。

これから2人の子育て頑張ります。

不妊治療をされている方々に赤ちゃんを抱く日が来ますようお祈りします。

ありがとうございました。



Sさん、素敵なメッセ―ジをありがとうございます。

治療が思うように進まずネガティブな感情が湧き出してくることはごく自然なことです。
ネガティブな感情に負けそうになることもたくさんあったことかと思います。
夫婦喧嘩になってしまうことやお子さんにあたってしまうことに自己嫌悪に陥ることもあったのではないでしょうか。
そのような感情が交錯するなか、本当によく治療を頑張られました。

宝物が一つ増えたと表現されたSさん。
今は目の前の宝物にきっとたくさん幸せをもらっていることと思います。

今、このメッセージを読まれている皆様の中には同じように頑張ろうと思われた方、どうして自分には出来ないんだろうと悲しくなってしまったり腹立たしくなってしまった方、いろいろおられると思います。
先にも述べたようにどの感情もごく自然な感情です。
その感情は決して押し込めてしまわずに素直に自分を認めてあげてほしいと思います。
ポジティブな感情もネガティブな感情も全てがあなたなのです。
今の頑張っている自分のすべてをしっかりと受け止めてあげてください。

そして治療を共に頑張られているご主人の方々。
治療中には奥様も感情があふれ出し泣いてしまったり、時にはご主人につらく当たってしまったりということもあるかと思います。
夫婦喧嘩になることもあるかと思います。
しかし、その裏にはまたそのようなご自分を責めているかもしれない奥様がおられるのだということを少しでもわかっていただいていれば、と願います。
と、同時にご主人もご自身のいろいろな気持ちには素直になってください。
共に2人で頑張られた経験は必ずかけがえのないものになると信じています。

治療を頑張られている皆様が少しでも早く宝物を手にできますように。

看護師 武矢江美
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