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うつ病社員のもろもろの話

キンゴジムック。

ゴジラ&東宝特撮
OFFICIAL MOOK
Vol.3
「キングコング対ゴジラ」の特集。
1255万人を動員した
大ヒット作だけに
映画は面白い。
正直、初代ゴジラより
こっちを推したいくらい。


でも、恐竜っぽい出で立ちは
あまり好きじゃない。
顔を小さくし過ぎて
正面からみるとブス顔。
ゴジラじゃない感じ。

ムックを見て気になったところを
いくつか。

キングコングの
名称使用権(5年間)の契約料は
当時の金額で8,000万円。
一般的な劇場映画制作費3本分。

主人公がファロ島の原住民に
聞かせるラジオ音楽は
1959年映画「顔役と爆弾娘」の
劇中歌、主演の中島そのみが歌う
「南の島のお話」(松井八郎作曲)。
シナリオでは
「スーダラ節」だったとか。

今回のゴジラから
総天然色カラー映画となったが
ボディーカラーは墨汁で着色された。
土埃で単なる黒ではない
独特な色づかい。

ゴジラは
ニ尺サイズの関節可動の
ミニチュアが作られた。
なぜか目が赤く光ってる。
ストップモーションで
ドロップキックを決めている。


初代から使われた
手踊り式のギニョール。
放射能を吐くシーンで出てくる。
今回から
吐く息も青みを帯びたカラーに。


この映画のキングコングは
1933年の映画と顔が違うが
原著作権者のRKOがアメリカ版と
違う容貌を要求したため。
(これは前から気になってた)

この映画をきっかけに
ヒール役を与えられたゴジラは
それまでの怨念の要素は一掃される。

マニアからみれば
いまさら、と思うかもしれないが
初めて知った。

このムック
意外と情報量は多くて大変。

こうしてみると
特撮は奥深い。

ちなみに次号は
「愛の戦士レインボーマン」
果たして買うべきか?
(つか予約済だ)




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