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Vol.3
「キングコング対ゴジラ」の特集。
1255万人を動員した
大ヒット作だけに
映画は面白い。
正直、初代ゴジラより
こっちを推したいくらい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/2b/4922c20d9f6bbbbb65e3147ef3cc7a79.jpg?1682756379)
でも、恐竜っぽい出で立ちは
あまり好きじゃない。
顔を小さくし過ぎて
正面からみるとブス顔。
ゴジラじゃない感じ。
ムックを見て気になったところを
いくつか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/cb/d1f25aefec4d092a8e792ee7e175d59b.jpg?1682756410)
キングコングの
名称使用権(5年間)の契約料は
当時の金額で8,000万円。
一般的な劇場映画制作費3本分。
主人公がファロ島の原住民に
聞かせるラジオ音楽は
1959年映画「顔役と爆弾娘」の
劇中歌、主演の中島そのみが歌う
「南の島のお話」(松井八郎作曲)。
シナリオでは
「スーダラ節」だったとか。
今回のゴジラから
総天然色カラー映画となったが
ボディーカラーは墨汁で着色された。
土埃で単なる黒ではない
独特な色づかい。
ゴジラは
ニ尺サイズの関節可動の
ミニチュアが作られた。
なぜか目が赤く光ってる。
ストップモーションで
ドロップキックを決めている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/26/4e53bf02220a755e75161d513397dee4.jpg?1682756442)
初代から使われた
手踊り式のギニョール。
放射能を吐くシーンで出てくる。
今回から
吐く息も青みを帯びたカラーに。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/a8/a82529c30df0081286750a8cb6bbaf2e.jpg?1682756463)
この映画のキングコングは
1933年の映画と顔が違うが
原著作権者のRKOがアメリカ版と
違う容貌を要求したため。
(これは前から気になってた)
この映画をきっかけに
ヒール役を与えられたゴジラは
それまでの怨念の要素は一掃される。
マニアからみれば
いまさら、と思うかもしれないが
初めて知った。
このムック
意外と情報量は多くて大変。
こうしてみると
特撮は奥深い。
ちなみに次号は
「愛の戦士レインボーマン」
果たして買うべきか?
(つか予約済だ)