施術をする前に行う問診。
「カイロプラクティックは背骨を矯正するのに問診いるの?」と思われる方もいると思いますが、とても重要な事なので伝えておきたいと思います。
僕が過去に経験した症例をいくつか紹介すると、
サッカーでボールを蹴るときに踏ん張れない人の原因が、数年前に起こした鎖骨の亜脱臼であったケース。
片方の大腿部前面外側のシビレが、10年前の足関節捻挫が原因であったケース。
肩を拳上するときの痛みが仙腸関節の問題で起こっていたケース。
膝に水が溜まり何か月も痛みで正座ができない原因が、突然膝にサポーターを行った事で発症したと分かり、使用を控えて1週間で正座ができるようになったケース。。。
このような原因を発見し施術に結びつけるためには、丁寧にお話を聞き、過去の既往歴や今の詳しい状況を話し合わないと発見することができません。
腰だから腰、膝→膝、肩→肩を施術したって、その場は楽になった気がしてもすぐに再発してしまう事が多いのです。(肩こりや腰痛と言ったものも全て含みます)
「そんな施術はしたくない」ので、年数を重ねるごとに患者さんの話に重要なヒントがたくさん隠されていると感じます。
今年は特に経験を活かした施術をしようと思いますので、益々問診に力を入れたいと思います(ひつこくならない程度にですが‥。笑)