酒呑みの正しい生活

沖縄 その7

朝10時半に嘉手納基地のゲート1で待ち合わせた両家。

この日はいよいよ嘉手納基地の中に入ります。
そうそう出来る経験では無いので、初めて入るメンバーはみんなドッキドキ。

どこの基地もそうですが、基地は近隣住民との親睦を兼ねて基地を開放する日なんてあるのですが。
そんな日は予め見られてはまずい物は全て格納されています。

なので生きている基地は、嫌と言うほど撮影禁止スポットだらけ。
むしろ撮影して良い場所の方が遥かに少ない。


最初にゲストパスを発行して貰い基地の中へ。

迂闊な事をすると、エスコートしてくれる知り合いに迷惑がかかります。
なので、ルールは絶対に守らなくちゃいけないんだけれど・・・

みんなまずは基地の中の広さに驚きます。
道も広けりゃ、信号もあり、基地内には色んな施設があるんですよ。


最初に来たのは歴代の戦闘機レプリカが展示されている広場。

初めて嘉手納基地に飛来した戦闘機。
初めて音速を超えた戦闘機など。

朝鮮戦争、ベトナム戦争時代には、ここから連日出撃がありました。


F86セイバー 

本当に初期のジェット戦闘機ですね。
1st Generationと呼ばれる戦闘機で、格闘戦で機関銃を撃ち合っていたのはこの世代まで。


超懐かしい戦闘機が展示されています。

今ではほとんど見ない中間翼の戦闘機。


マクダネル・ダグラスのブードゥ?

確か世界で最初に音速を超えた戦闘機だったと思います。


自分が基地にいた頃に主力だったF4ファントム。

翼の下にコテコテぶら下げて、連日出撃していました。
垂れた水平尾翼と大きなデルタ主翼が特徴的です。


こうして撮影中も戦闘機が何機も出撃して行きます。

昔と違って上昇も早い。
上がってから10秒も経たない内に天空の彼方です。

本当はもっと低い場所にいる時に撮影したいんだけれど、カメラを滑走路の方に向けていると捕まります。
エスコートメンバーに迷惑がかかるので、飛行機が滑走路を離れてから撮影するのですが。

今の戦闘機は0発進から離陸まで約3秒。
これが意味するところは、止まっているところから滑走を始めて3秒後には時速600kmに達しているという事です。

そして浮いたら、ギアアップして急加速。
その2秒後には90度向きを変えたら、いきなり45度以上の角度で上昇して行きます。

なので音が聞こえて10秒もしたら、上の写真のように遥か彼方に行っているんですね。
もう一度上がったらカメラで追うのも大変です。


日本の自衛隊も採用しているF15の前で敬礼っ!

と、ここまでが4th Generationの戦闘機達。
いよいよ最新の5th Generationの戦闘機を見に行きます。

もうね。
本当は動画を撮りたくて仕方が無いのよ。

目の前で最新の戦闘機がフル装備で飛んで行くのよ。
F22ラプターの編隊離陸とか、F35ライトニングの低空離陸からの垂直上昇とか。

皆さんはトップガンのトム・クルーズが操縦している戦闘機が凄いなーと思うでしょ?
実際に訓練している戦闘機の軌道は、あんなものじゃありません。
恐らくトム・クルーズの戦闘機なら5秒もしない内に撃墜されるんじゃないかしら?
そもそもあんなゆったりと飛んで無いよ。

動画で見せてあげたいんだけれど。
カメラを構えた瞬間にSPが飛んで来ます。

裸の女性を目の前に出されて、絶対に見ちゃ駄目だからねと言われている気分?
そりゃ殺生でおまっせ・・・(え~ん)





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