一行はようやく滑走路脇までやって来ました。
不定期に物凄い爆音を響かせて、何機もの戦闘機が離陸して行きます。
絶対に撃墜されないと言われているF22ラプター、最新鋭のF35ライトニング、意外だったのはF16ファルコンが何度も上空に上がります。
F16ファルコンと言えば、日本の航空自衛隊のF2戦闘機の元になった戦闘機。
自衛隊のF2は空対艦を想定した、徹底した改良を加えた現在の日本の主力戦闘機のひとつです。
ですが、新しく石川島播磨が開発したエンジンを搭載して、間もなくF3に置き換わる計画が進められています。
そんなF16が未だに翼下にスパロウやサイドワインダーをぶら下げて上がって行くのは意外でした。
滑走路の側までやって来ました。
残念だけど、ここから先は撮影出来ません。
ここで滑走路に向けてカメラを構えていると、実弾が入ったマシンガンで武装したSPにとっ捕まります。
目の前では先程のF16が離陸と同時にインメルマンターンで遥か上空に登って行くんですよ。
第二次大戦の時にドイツのパイロットが格闘戦を制する為に編み出したインメルマンターン。
これを目の前で見れる幸せ。
更に離陸直後にインメルマンターンが行える現代のエンジンパワー。
なんで、こんな時に撮影が出来ないんだぁ~
泣き喚く自分を乗せた車は、最新鋭の戦闘機の整備拠点を通過してフードコートへ。
基地の中って、そのままアメリカの街なんです。
食堂は勿論、住宅設備、幼稚園から各種学校は大学まで、映画館や娯楽施設、それらが全て揃っています。
フードコートの前でハンバーガーを購入する女性兵士。
なんか女性兵士って格好良い。
屈強な男性兵士に混ざって、堂々と歩いているだけで憧れます。
フードコートの中はキンキンに冷えた冷蔵庫状態。
これぞアメリカの冷房です。
ここまで冷やすか>というくらいに冷房を効かせます。
まぁ、みんな筋肉隆々ですからね。
寒がっているのは日本人くらい?
我が娘のワンピース、なかなかTPOをわきまえた色ですね。
フードコート内にあるパネルの中のパイロットと目が合います。
格好良い兵士達の写真が大きなパネルにたくさん写っているんだけれど。
ふと見渡すと、それの本物がみんなで食事をしています。
フードコートとは言え、ここもアメリカ。
使用できるお金はドルだけ。
カードも基地内で発行されているクレカだけです。
PayPay? もちろん使えません(笑)
アメリカを感じるのは支払い通貨だけでは無く、その提供されるメニューのサイズ。
ハンバーガーなんて顔より大きいし、フリードリンクのコップなんてほぼバケツ。
今度はフードコートの2階へ移動。
ここは日用品を売っている巨大なスーパーマーケット。
下着から食料品、電子機器に至るまで何でも売っています。
服に関してはどれも大きい。
身長178cmの自分はMサイズでちょうど良いみたい。
嘉手納の基地訪問の記念になるTシャツ。
実際の部隊が身に着けている奴は、基地内のPXに行かないと購入出来ません。
でもPXで売っている奴は、日本人にはサイズが合わないのよね。
ポロシャツも売っているんだけれど・・・
自分が着ても膝までありそう。
日本の女性が着たら、シャツと言うよりテントだね。
お酒も売っていますが、ここでは課税されている模様。
基地内のPXだと、信じられない価格で販売されていたのが記憶に残っています。
今の換算レートだと、日本国内で買った方が安そう。
これぞアメリカ。
エスカレーターの横にカート専用のエスカレーターが。
何しろ土地が広いアメリカ、日本のようにスペースを取らない工夫なんて必要無いんです。
人の横に荷物専用のエスカレーター、何か文句あるか?
いろいろ売っていたけど、細かいところで文化の違いを感じました。
地味で大きな女性の下着を、通路に面した場所に広げて展示していたのは、ちょっと引きましたけど。
そこに展示するなら、もうちょっと可愛い下着に変えたら?
基地の中は、紛れもないアメリカなのでした。
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