今日、友人と話していて、創造の過程は人それぞれなのだな、と思ったことがある。
例えば、アンサンブルを作る時も、拙い絵を描く時も、或いは、料理を作る時も、まずは自分ができる範囲で作る。
その中で必要があれば足したり、場合によっては引いたりする(往々にして、引き算の方が難しいが)
その場合、基本的には、自分の実力以上を目指すことはない。ほんのちょっとの背伸びはあっても、あまりにもできないことはやらない。
友人の場合はまず理想とする形(最終形態)が頭の中にあるのだそうだ。
そしてそこを目標に近づけていくのだそう。
友人のやり方だと、挫折感が大きいらしい。しかし、私のやり方だとあまり向上しない。
どのやり方が正解ということもない。
ただ、出来上がったものを見るだけ(聞くだけ)では、どんな過程で出来たのかわからないけれども、道筋は自分の思ったこともない方法だったりするんだよね。
そうすると、他人が不思議なところで躓いてる理由も、自分がどうして他人にできることができないのかの理由もわかることがある。
もちろん、理由がわかってもできるようになるとは限らないけど、理由がわかることは安心することでもある。
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