思い立ってフルトヴェングラーの第九のCDを聴く。
お気に入りはルツェルン音楽祭版だ。
古い録音の演奏を聴くと、自分がその場で聞いていたかのような錯覚に捕らわれ
懐かしい気分になるのがいい。懐かしいといっても、スイスのルツェルンなんて
行ったこともないし、どんなところかも全く知らないわけだけど。
その中でも第三楽章が大好きで、ここが始まるといつも夢見心地の気分になる。
ベートーベンは第三楽章がいい。5番も第三楽章が好きだ。7番は第二楽章だから
違うようだ。
今日も余韻に浸りながら、ぐっする眠ることにする。