俺、隠岐に立つ

11年間の島暮らしを終え、ワイン農家を目指して岡山へ。
グッドライフを探す旅と美味しいものを綴ります。

ポルト観光中に子供が疲れたら遊べるスポット

2019-05-31 | フランス・リヨン

ポルト旅行前に知っておきたかった「子供の遊び場」情報。

基本的に子供は朝から晩まで「観光」をすることは不可能だ。

事前にその日のプランを相談して納得していても、疲れてくると「ヤダ」になっちゃうこともある。

それを見越して遊びスポットを手札として持っておければ、家族旅行はより和やかに進むはずである。

ここはポルト滞在中に訪れた場所で子供がもっとも楽しかったと言っていた「Parque do Covelo」。

観光の中心部からは少し離れているのですが、だからこそポルトの日常がのぞけるスポットだと思います。

子供の遊び場入り口にはフランス同様ルールなどが掲示されていました。

 

結構広い敷地内に、いくつかのエリアに分かれて遊具が置かれています。

凄そうな滑り台は意外と滑らない、、、ちょっとタコっぽいのはポルトガル風味でしょうか。

これもフランスでは見たことないタイプ。ラテンのリズムを養うのか・・・?

売店前のパラソルの下で子供はアイス、大人はビールも可。

 

長いこと遊んだ帰り道、「トイレ行きたい。」

この外観はフランスでいつも見るやつ。

これはヤバいかもしれない・・・

と思ったら、超絶キレイ!!!!!!

トイレのタイルもアズレージョと呼んでいいのか?

そのほか、2か所ほど。

 

ここは公園というほどの大きな場所ではないですが、ほぼ全員が訪れるであろう「ドン・ルイス1世橋」付近の遊びスポット。

橋を渡って高台から対岸を見渡し、降りてきたら道の反対側にあります。

「ドン・ルイス1世橋」

ここも地元の人の憩いスポットっぽい。

マトジーニョスにある市場を訪れる際に知っておきたいスポットは、ビーチ。

マトジーニョス市場。

見終わった後にビーチまで歩くと消耗するので、メトロで2駅乗ることをお勧めします。

子供同士だと言葉通じなくても一緒に遊べるようになるんですよね。

だんだんそのコミュニケーション力が上がってきている気がする息子たち。頼もしいし、うらやましい!

以上、おすすめの子供スポットでした。

 

 


ポルトガル Porto(ポルト)の食べ物

2019-05-28 | フランス・リヨン

ポルトを訪れた一番の目的は美味しいシーフード!

フランスには美味しいものがたくさんあるのですが、シーフードだけはストレスが溜まります。

今回はタコとイワシだけは絶対に食べるぞ、と決めてきました。

初日の夕食はカフェで。

ムール貝はトマトとチーズのソースがとても美味しく、いままでの人生でNO.1ムール貝でした。

タコは柔らかくて美味しかったです。干してあるタコなのか、食べやすさと引き換えに歯ごたえを失っていたともいえます。

獲れたての真蛸を茹でたものには勝てませんが、これはこれで。

リゾットも美味しかったー。魚貝の旨味を味わうのにリゾットはとても有効ですね。

万人が食べやすく、わかりやすい。

ジャポニカ米よりは専用の米の方が相性良さそうで、ちょっと勉強したい。

 

 

二日目の昼は海沿いのレストランで。

ネットで調べた限りは地元向けの質より量な感じのレストランだったのですが、

行ってみたら観光客向けなのか素敵なテラスが用意されていました。

魚はすべて野外で炭火で焼かれてから厨房に運ばれていきます。

最初にオリーブが美味しくて驚いた!

イワシの塩焼きは完璧な焼き加減、塩加減。

炭火の上にどさーっと並べて、塩をばばーーっとふって焼いていただけなのにめちゃくちゃ旨い。

イカも同様。見たところ、小型のヤリイカ。

海士の食材でやったらもんどりうって倒れるくらい旨くなっちゃうんじゃないの?と思います。

ポルトでは料理の付け合わせにいつもジャガイモが登場してました。

美味しいけどおなか一杯になっちゃう・・・

そして名物「バカリャウ」。

干しタラ料理なんですが、塩とオリーブオイルだけのかなりシンプルな味付けでした。

付け合わせの具と一緒に食べるのも美味しいのですが、テーブルにあったワインビネガーをかけると最高でした。

もともと多めと聞いていたので、相談してハーフで出してくれるとのことでしたが

出てきたのはそれでも日本なら4から5人で分けるくらいのサイズ。

お店の人も「ハーフでもでかいんだよ」と笑ってました。

このビールが最大シェアっぽかったけど、他にも美味しいビールが結構ありました。

2日目の夜は宿の近くの地元料理屋で「フランセジーニャ」を。

これはポルトの郷土料理で、フランスの小娘という意味なんだそうな。

クロックムッシュをアレンジしたもので、パンにハムやソーセージや肉を挟み、チーズで覆われていて

目玉焼きが乗ってるソース煮込みというとにかくカロリーがすごそうな食べ物。

美味しいけど、食べきれん!が感想ですね。食べたけど。

最終日の朝は「カステラ」のもとになったといわれるお菓子「パン・デ・ロー」。

ふわふわしてるパンケーキみたいなものですが、日本のカステラに比べると甘みは薄く、卵感が強めです。

これは美味しい。

ちなみに、普通サイズでなはく「小」を頼みました。

家族4人の朝食にちょうど良かったです。

 

たかだか3日間の滞在でポルトガルの「食」について感じたのは、

①なんもかも旨い

②素材重視

③くそ多い

以上です。

 

とはいえ、仕事においてもヒントになる発見がたくさんあるいい旅になりました。

 

 

 

 

 

 

 


LYON⇔Porto 2泊3日 移動編

2019-05-27 | フランス・リヨン

ポルトガルの海沿いの街、ポルトに行ってきました。

出発はリヨン・サン=テグジュペリ空港。

入り口付近のサン=テグジュペリさんにご挨拶。

中はこのように素敵な現代建築となっております。この建物を見るために経由地として選ぶ人もいるみたいです。

出発まではキッズパークでハッスルしました。

今回はLCC「easyjet」を利用。

ネットで簡単予約、4人で往復365€でした。隠岐→東京一人分の往復より安いですね。

チェックインはネットで事前に済ませるので、預け入れの荷物もない我々は直接出発のゲートをめざせばOK。

もうバスみたいなもんですな。   

ポルトの空港に着いたらなかなかwelcomeの文字が見つけられなかったけど、ようやく。

メトロに乗って空港駅を出発です。

メトロと言いながら、大部分は地上を走ります。

揺られること約30分。

最寄り駅につきました。

宿はbooking.comで探しました。

家族4人分のベッドがあって、浴槽があって、あとは写真の雰囲気と値段で。

ポルトは建物は古いものが多いけど、内装は工夫次第でとても素敵になる好例のような家でした。

こういう部屋貸しの宿はだいたい家具をIKEAで揃えているみたいで、国が違っても似たような写真を

見かけることを発見しました。

風呂はタイルでポルトガルっぽさが出ているのかな。子供は髭剃り用の鏡がお気に入りでした。

今回は自炊無しの予定だったのでキッチンはほどほどで。

ここもフルIKEAでした。

一歩建物を出るとこんな色の建物が!

さあ、街に出よう。

Olá!Porto!


ワインカウンター #31~#35

2019-05-25 | フランス・リヨン

#31 L'Allée du Roy Medoc ★
Domaine viticole Ginestet
Cépages Merlot, Cabernet Sauvignon, Cabernet Franc

#32 Regis Descotes Tradition Coteaux Du Lyonnais ★★
Cépages Chardonnay ,Aligoté

#33 Dionysos Coteaux du Lyonnais Rouge 2017 Domaine de Prapin ★
Cepages Gamay

biocoop量り売りワイン。

#34 Piccini Chianti ★★
Cépages Tempranillo, Ciliegiolo, Cabernet Sauvignon, Merlot, Sangiovese

初のフランスワイン以外のワイン。イタリア人はやっぱりこんな感じか。すごく新鮮に感じた。

#35 Regis Descotes La Grande Gallée ★
Cépages Syrah, Viognier, Roussane

 


フランス リヨンで爆発 テロの可能性と報じられる

2019-05-25 | フランス・リヨン

私たち家族がいま滞在しているフランスのリヨンで爆発事件が発生しました。

 

2019年の5月24日、午後5時過ぎに事件はベルクール広場と主要駅であるペラーシュを結ぶ

rue Victor Hugo(ヴィクトル・ユーゴー通り)でおきました。

Yahoo!Japanのトップページにもニュースが出ていましたので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。

 

私たちは無事です。

今日は何か騒がしいなーと思いながら過ごしていました。

 

リヨン在住の日本人の方に教えていただいて知ったのですが、

現場は在リヨン日本人会の事務所がある通りで、そこにいた方は音が聞こえたそうです。

私たちも「あそこのブリオッシュ屋さんのところかー」と想像がつくくらいの場所でしたので、

物理的にも心理的にも近い場所でこのような事件が起こったことが信じられません。

 

LYONに来て7週間が経ち、本当に住みやすくていい街だと感じていたところだったので残念です。

13名と報じられている被害者(死者は出ていない模様)のご家族の方には

心よりお見舞い申し上げます。

 

容疑者の特徴は防犯カメラの映像をもとに伝えられていますが、

まだ捕まっていないようです。

 

私が見ている世界は隣の人が見ている世界と違うかもしれないという当たり前の現実を突きつけられたとき、

それでもやっぱり私は重なりあう部分の話をしたいと思うけれど相手もそうであってほしいと思うのでした。

 

 

 

 

 

 


LYON⇔Porto 2泊3日 予告編

2019-05-24 | フランス・リヨン

2泊3日でフランス第二の都市LYONからポルトガル第二の都市Portoへ行ってきました。

今回も家を借りて3日間過ごしてきました。

探すのがめんどくさくて、家族向きで4人寝れて、風呂があるみたいな条件で即決したのですが

ホストもすごいいい人で結果すごく満足でした。

ポルトの旧い町並みはやはり美しく、フランスとはまた違う方向性で楽しめました。

もちろん、食べ物もいろいろと楽しんできました。

目的はタコとイワシを食べる旅。

 

時間のない中、いつもどおり公園にも繰り出しました。

ポルトガルの公園で感じたこととは・・・?

 

 

以上、旅の報告予告編でした!


DOMAINE DES MarransでDegustation(試飲会)  

2019-05-22 | フランス・リヨン

Beaujolaisのワイナリーで試飲イベントに参加してきました。

旅情編はこちら

ワインを作ってる人から話を聞きながらワインが飲めて、音楽もあって、FOODも楽しめるとはなんと愉快な。

ここがFleulieにあるDOMAINE DES Marrans。

近隣地域に細かく畑を持っていて、畑ごとにワインを作っています。

家+醸造所+シャンブルドット。

ワイナリーの周りがブドウ畑っていうのがわかりやすくていいですね。

完全にローカルなイベントと思ってましたが、かなり賑わっていました。

私は1種類しか飲んだことがなかったですがワイン屋のおやじおすすめで飲んだことを伝えると、あそこはグッドだと。

全種類飲み比べました。

いろんな方とお話ししてみると、結構ワイン造りの仲間も遠方からきているようでした。

音楽もほどほどにゆるい感じで素敵です。

 

外にはPIZZAのトラックが。

手作りで、社内のオーブンでせっせと焼いています。

箱かわいい。3種類あって各10€とお値打ち価格。

pizza用にまた白ワインを貰ったりして。

夜用にはLATITUDE46.17を買いました。

 

今回、ワイナリーの近くを歩いてみて村の畑ごとの土の違いとか雰囲気の違いを見た後だったので

それぞれに異なる味わいと自分の好みがよくわかって面白かったです。

やっぱり生産者から話を聞けると、より好きになりますね。

自分用お土産もゲットしました。

 

今回は完全なローカルイベントということで結構身構えていたんですが、

驚くことに参加していたワイン生産者の方の中に二人も日本語が少し話せる人がいましたー!

一人は奥様が日本人(!)で、お一人は親友が日本人で先月伊豆を旅したばかりだと。

しかも、自分が日本で調べてきた気になるワイン生産者リストの中に乗ってる人だった―!!!!!

 

やっぱり縁をつないで行動するとますます縁がつながっていきますね。

 

皆さんとてもいい人たちばかりで気持ちのいい空間でした。 

 

 

 

 

 


Beaujolaisのワイナリーを訪ねる旅ー旅情編

2019-05-21 | フランス・リヨン

日本でもボジョレーヌーボーが有名な「Beaujolais」地方のワイナリーを訪ねてみた。

というのは、まさにボジョレーヌーボーのおかげでいい印象を持っていなかったけど美味しいワインに出会ったから。

ワイン屋のおやじのすすめで飲んだワインが美味しくて、たまたま知り合った人がそこのワイナリーでWWOOFで滞在したことがあるという。

そしてこの週末、コンサートやフードトラック付きの試飲イベントがあるという。これはもう行ってみるしかない!

旅の移動はリヨンの主要駅である「パール・デュー駅」から電車「TER」で約40分ほど。

「BELLEVILLE SUR SAONE」駅からのバスは1日1便。しかも、平日のみ運行という土地。

ネットで英語OKの表示をみて予約したTAXIが、来ない。

事前にメールで連絡したけど返事はなく、不安だったので当日確認の電話をしたら英語通じません。フレンチのみですと。

メールは見てたようで、14:00に駅でと言ってたのに。

14:10まで我慢してから電話かけたら電波わるくて通じない。

途方に暮れてたら14:15に来てくれた!

フランスではメトロの自動改札出口とか、両替所のセキュリティゲートとか、だいたい開かなくて不安になったころに開くので

ここでもそんなタイミングか。日本人はせかせかしすぎか。

上手く進まないのは旅の醍醐味ですな。

 

今回は初めてシャンブルドットと呼ばれる民宿的なところに泊まることに。

もともとはワイナリーが営むシャンブルドットに予約していたけど、着いてみたら今日はいっぱいだからと

お嫁さんの実家が営むシャンブルドットへ連れて行ってもらいました。

門構えが・・・城か!

朝食で一緒になったフランス人夫妻は、バイクでイタリアのコルシカ島に行った帰りだという。

陸続きって旅のし甲斐がありますよね。

ここは「Chiroubles」シルーブルという地区で、目的のワイナリーがある「Fleurie」フルーリーまでは歩くと20分~30分くらい。

周辺を散策。

周辺には家がぽつぽつあり、ほとんどがワイナリーでした。

坂を上りきったところにゴミ収集場。人口約350人の山間の集落なので、住民が一か所に集めないとコストがかかっちゃいますもんね。

 

村の教会は修繕中。

 

墓地も共同ですね。

郵便局。

ペタンク場。

最初なんだかわからなかったけど、そうかなーと思ってたら若者4人が来ておもむろにペタンクを始めました。

フランス人はほんとに好きね。

ペタンク場の横にあった公衆トイレ。

ここがいままでフランスで見た公衆トイレの中で段違いに美しかったので写真を撮ってしまった。

照明はつかないんだけれども。

やっぱりコミュニティのサイズが小さいと、「他の人」を思いやる気持ちがあるんでしょうな。

お互いを知っているからこそ「恥」の感覚も都会より強いのかな。

そう考えると、たしかに日本でも都市には「死んでいる」公衆トイレもあるわけだし、

これまで自分が見てきたトイレ問題はフランス特有というよりは都市に多く見られる現象なのかもしれないと考えなおしました。

道中、もっとも素敵だなと思った家の庭にトレーラーハウス風のキャビンを発見しました。

自然豊かで、景色がきれいで、こんなところのテラスで朝食をとってた家族の姿は印象に残りました。

やっぱり田舎の方が好きだわ。

帰りは帰りでTAXI問題がまた勃発したのですが、予定の電車に乗れました。

次回、試飲イベントについて書きます。


アイルランドの海の味を知った夜

2019-05-17 | フランス・リヨン

 

前回のレ・アール中央市場での生牡蠣に味をしめて、今回は買ってきて家で剥いて食べました。

前回食べなかった産地の牡蠣。これはフランス産の中でもっともさっぱりした味わいの物。

ostra-regal社のもの。

今回は初めてアイルランド産の牡蠣にも手を出してみました。

店員さんの説明ではかなり味わいが濃く、海のミルクを感じるものでおすすめとのこと。

どちらも美味しかったけど、夫婦ともども好きな味はアイルランド産。

なんだか隠岐の、海士のいわがきに味が似てる気がしたんです。

いままで海外産の牡蠣でそんなこと思ったことないので、ちょっと嬉しい発見。

 

そういえば海士のいわがきを食べるときにアイルランドのまねでウイスキーをかけて食べてたんですが、最高に旨くて

いろんな人にお勧めさせてもらったんですよね。

すごい適当にやってましたが、牡蠣そのものの味が似ているから相性が良かったのかもしれませんね。

次からお勧めするときの説得力がちょっとアップしました。

 

店員さんが覚えててくれて、しばし牡蠣談義をすることができました。

海士のいわがきも絶対フランスでうけると思うけどなー。

 

次は生ハマグリいってみようと狙ってます!


ワインカウンター #26~#30

2019-05-16 | フランス・リヨン

Life is too short to drink bad wines.という言葉を教えてもらって結構気に入ってるんだけど、これは望まない人生全般に関して言えるなと。

でも、最初からgood winesばかりを選べるはずもなく、その過程すべてが尊いという気持ちも持ってないといかんなと思うわけです。

                    

#26 Coteaux Du Lyonnais Prestige 2016 ★★
Domaine viticole Regis Descotes
Cépages Gamay
Région Rhone Valley

生産者訪問した時の記事はこちら

#27 Réthoré Davy Le Chapitre Pinot Gris ★★
Région Loire Valley

#28 Domaine du Gour de ChauleCuvée Tradition Gigondas ★
Cépages Syrah, Grenache, Mourvedre
Région Gigondas

#29 Vignerons des Grandes Vignes ★
Les Belles Roches Mâcon-Villages
Cépages Chardonnay
Région Mâcon-Villages

#30 M. Chapoutier ★
Côtes-du-Rhône-Villages
Cépages Shiraz/Syrah, Grenache, Mourvedre
Région Côtes-du-Rhône