3月20日
晴れ。 午前6時の外部気温は4℃であった。昨夜、TV番組 たけしのTVタックル を視聴した。番組では日本の財政状態の危機的な現状、消費税増税の問題、年金問題についての解説、震災復興に対する民主党政権の対応の悪さ、等々、で激論が戦わされていた。
北欧で高福祉国家と目されている有名な国の現状も紹介されていたが、高齢者の増加による財政事情の悪化によって、その国の首相が これまで65歳以上から適用されていた施策を75歳以上からの適用に変えようという提案をしているという話もでていたのを聞いて、どこの国も同じなんだな~、と思った。
日本の経済成長率が現在のままで推移して行った場合の番組での日本の将来像の予想は、日本が大東亜戦争に負けてオキュパイドジャパンとして辛酸を嘗めていた今から60年前の時代を思わせるようなものだったので、そうなったら飽食の時代を過ごしてきた今の若い大勢の人達にとっては きっときつい時代になるだろうな~、と思った。
日本国がオキュパイドジャパン時代の状態にならないようにするためには、今のうちに年金制度、福祉制度、医療制度、徴税制度、等などを変える必要があると思われるが、そのような諸制度の変更は国民の多くが望まないだろうから、どの政党も選挙に負けることを怖れて諸制度の変更には手を付けないことは明らかだから、結局、我が国の将来像はオキュパイドジャパン時代の生活水準で将来への希望も持てずに その日暮らしをしている貧しい国民で溢れている国になって居るだろう、と82歳の頭で予想した。
午前10時過ぎにJi・Aさんから友人宅に電話したが誰も出ないが どうしたのだろう? という問い合わせの電話があったので、友人は郷里に住んでいる姉のMaさんの病気見舞いに行っていることを伝えた。午前11時ころに買い物兼散歩に出掛けた。
ぽかぽかと暖かな街中を歩いていて随分と人通りが多いな~、と思っていたが、ふと、今日が国民の祝日の春分の日であることに気づいたのだった。毎日が休みの82歳老人には国民の祝日などは関係ないのである。買い物を終えて家に戻ってきたらToさんが外出していて留守だった。
TVニュースで北朝鮮が4月半ばに実施しようとしているミサイル発射に必要とされる費用は北朝鮮の国民が3年間食べる米代と同じだと報じていたのを聞いて、本当に北朝鮮の国民は可哀想だな、と思ったのだった。
ミサイルで 飢え人作る 北の国 徘(徊)人 okinatchi