4月10日の2
天気予報が明日は雨と報じていたのを聞いて、明日の雨で今年の花見も今日で御仕舞だろうからと午後から近所の花の名所に出掛けてみようと思い立ってバスに乗って高田馬場駅まで行き、そこから神田川に沿って江戸川橋の方に歩いてみた。神田川の両岸に植えられている桜の木は満開の桜の花で覆われており、風が吹く毎に桜の花びらがヒラヒラと花見客達に降り注いでいた。神田川には花筏が川面に浮かび水の流れに乗ってゆらゆらと姿を変えながら下っていた。
花筏 姿変えつつ 流れ行き 徘(徊)人 okinatchi
花見客は大部分が高齢らしい女性であった。椿山荘近くの表示板に田中光顕の居宅云々 と書いてあったのをみて、新宿区史跡めぐりの会で椿山荘付近の史跡を訪ね回ったときに、田中光顕氏の親族と思われる史跡めぐりの役員のYo・Ma氏が椿山荘付近のことについて色々と説明してくれた昔のことを思いだした。
椿山荘の庭園に入ってみたら大きな椎の木に500年前からここに生えている椎の木である、という趣旨のことが書いてある説明板が下がっていた。しみじみと椎の大木を眺めながらこの椎の木は500年間もこの地に立っていて一体何を考えていたのだろう? と不思議でならなかった。
また、満開の桜並木を見ながらどうして桜の木は時期が来ると一斉に花を咲かせるのだろう? とか、樹木には視覚、とか聴覚とかは無いのだろうか、とか植物についての疑問は、最近読み終えた生物物理の本を読んでみても解決しなかったので、生きている内に植物についての諸疑問が解けたら嬉しいだろうな、と思った。
天気予報が明日は雨と報じていたのを聞いて、明日の雨で今年の花見も今日で御仕舞だろうからと午後から近所の花の名所に出掛けてみようと思い立ってバスに乗って高田馬場駅まで行き、そこから神田川に沿って江戸川橋の方に歩いてみた。神田川の両岸に植えられている桜の木は満開の桜の花で覆われており、風が吹く毎に桜の花びらがヒラヒラと花見客達に降り注いでいた。神田川には花筏が川面に浮かび水の流れに乗ってゆらゆらと姿を変えながら下っていた。
花筏 姿変えつつ 流れ行き 徘(徊)人 okinatchi
花見客は大部分が高齢らしい女性であった。椿山荘近くの表示板に田中光顕の居宅云々 と書いてあったのをみて、新宿区史跡めぐりの会で椿山荘付近の史跡を訪ね回ったときに、田中光顕氏の親族と思われる史跡めぐりの役員のYo・Ma氏が椿山荘付近のことについて色々と説明してくれた昔のことを思いだした。
椿山荘の庭園に入ってみたら大きな椎の木に500年前からここに生えている椎の木である、という趣旨のことが書いてある説明板が下がっていた。しみじみと椎の大木を眺めながらこの椎の木は500年間もこの地に立っていて一体何を考えていたのだろう? と不思議でならなかった。
また、満開の桜並木を見ながらどうして桜の木は時期が来ると一斉に花を咲かせるのだろう? とか、樹木には視覚、とか聴覚とかは無いのだろうか、とか植物についての疑問は、最近読み終えた生物物理の本を読んでみても解決しなかったので、生きている内に植物についての諸疑問が解けたら嬉しいだろうな、と思った。