okinatchiの四次元徘徊記

 毎日の出来事を書き綴ります。

4月24日

2012-04-24 12:43:29 | 日記
  4月24日
 晴れ。午前6時の屋外気温は14℃であった。佐渡で放鳥され野生化した鴇が一羽の雛を育てていることがわかった という明るいニュースに喜んでいた昨日の朝に、18歳の男の無免許、居眠り運転により登校中の複数名の小学生や付添っていた母親が死傷されたという事件が起きていたことが報じられたが、私は18歳といえば最早少年などではない、裁判で死刑判決を下すべきだ!と息巻いていたら、佐渡で放鳥され野生化した鴇が育てている雛は3羽であることが分かったというニュースが聞こえてきた。

 学名がニッポニア・ニッポンである鴇は昔の日本各地で繁殖していたというが、東北地方のYa県で80年前に生まれ育った私やTo子さんは共に子供の頃の郷里で鴇が飛んでいる姿を見た覚えが無い、ということを話合っている内に、私は3歳の頃の秋の夕暮れ時に一度だけ大人達が鴇が飛んでいると騒いでいたことがあった情景を思い出した。してみると、昭和8年ころには私の郷里でも鴇は極めて珍しい存在になっていたのであろう。

 北朝鮮のTV放送で韓国の李大統領を口汚なく罵り韓国を数分間で焦土にするなどと脅している有り様のTV映像をみて、一体、北朝鮮は何を考えているのだろう、と空恐ろしくなった。北朝鮮は自国民の目を外に向けさせて国民の不満が政権に向ってこないようにするつもりだろうが本当に困ったことだ。

 また、北朝鮮では近い内に核実験を行なうらしい、という憶測が盛んに報じられているが、中国が北朝鮮の第一書記の金正恩氏を呼び首脳会談で北朝鮮の行動にブレーキを掛けるつもりらしい、という報道も聞こえてきているなど、北朝鮮をめぐる話には事欠かない。

 午前9時過ぎに散歩に出掛けたが今日の東京は気温が25℃になるだろうということで薄着姿で外出した。天気予報のとおりに気温が高いらしく歩いている内に汗ばんできた。神田川沿いの公園の方々に設置してあるベンチには元気の無さそうな爺さんが力無く腰掛けていたが、枯れかかった植物のように動かずにベンチに腰掛けているあの人達は一体何を考えているのだろう? と知りたくなった。

   公園の ベンチに生えた 木のように 動かず過ごす 爺さんあわれ   徘(徊)人 okinatchi