こうすけのPetit Jardin

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【映画】タイタンの戦い(2010)

2010年05月26日 23時46分37秒 | 作品感想
今回は『タイタンの戦い』を紹介します。

「アバター」のサム・ワーシントンが主演する、ギリシャ神話に登場する神々の壮絶な戦いを描いた3Dアクション。

特撮の神様といわれたレイ・ハリーハウゼンの1981年公開作品のリメークである。

監督は「トランスポーター」シリーズを手がけるルイ・レテリエ。

私はオリジナル版を観ていないので前作との比較はできないが

今作の魅力は何といってもアクションシーン。

巨大サソリ → メデューサ → クラーケンと戦いが進んでいきますがどれも見ごたえあり。

ただ最後に登場したハデスは無理矢理感があって残念だった。

また主人公は人間と神のハーフであるが、彼は人間として戦いに挑んでいる。

人が愛するのは神じゃない、人間だ というセリフにもあるように

結局祈るのではなく自ら行動して道を切り開いていく事で未来を掴むことができる

人は神になることはできない

そんなメッセージがこめられていたと思う。

またギリシャ神話の魅力である愛・欲望・嫉妬・憎悪といった感情にも注目したいところ。


・スタッフ
監督: ルイ・レテリエ
製作: ベイジル・イバニク、ケビン・デ・ラ・ノイ
製作総指揮: リチャード・D・ザナック、トーマス・タル、ジョン・ジャシュニ、ウィリアム・フェイ
原案: フィル・ヘイ、マット・マンフレディ
脚本: トラビス・ビーチャム、フィル・ヘイ、マット・マンフレディ
撮影: ピーター・メンジース・Jr.
美術: マーティン・レイング
編集: マーティン・ウォルシュ、ビンセント・タバイロン
製作国: 2010年アメリカ映画
上映時間: 106分
上映方式: 2D/3D
配給: ワーナー・ブラザース映画

・キャスト
ペルセウス:サム・ワーシントン (藤真秀)
ゼウス:リーアム・ニーソン (津嘉山正種)
イオ/語り手:ジェマ・アータートン (甲斐田裕子)
ハデス:レイフ・ファインズ (土師孝也)
ドラコ隊長:マッツ・ミケルセン (大塚芳忠)
王女アンドロメダ:アレクサ・ダヴァロス (林真里花)
ポセイドン:ダニー・ヒューストン
アレース:タマー・ハッサン
メデューサ:ナタリア・ヴォディアノヴァ
アテナ:イザベラ・マイコ
ケフェウス王:ヴィンセント・リーガン (佐々木勝彦)
王妃カシオペア:ポリー・ウォーカー (増子倭文江)
アクシリオス王/カリボス:ジェイソン・フレミング (小山力也)
老父スピローズ:ピート・ポスルスウェイト (有本欽隆)
預言者プロコピオン:ルーク・トレッダウェイ (高木渉)
グライアイの魔女 :  (京田尚子・巴菁子・秋元千賀子)
アプロディーテー:アギネス・ディーン
ヘルメース:アレクサンダー・シディグ
ヘスティアー:ジェーン・マーチ
エウセビオス:ニコラス・ホルト
イクサス:ハンス・マシソン
ペシェット:カヤ・スコデラリオ 
吹替翻訳:平田勝茂、演出:小山悟