こんにちは
先日の水曜日はe‐BIKEのメンテンナンス講習会に行ってきました
今回はe‐BIKEに乗るうえで皆さんに知っておいて欲しいことをお伝えします
電動工具でおなじみのBOSCH製アシストユニットの講習会です
電動工具で有名ですが本業は自動車部品の製造メーカーなんですよ
まず日本と欧州の規定で大きく違うところですが、
日本は24キロまでのアシストに対し欧州は25キロまでのアシスト、ここまでは大きな差はありませんが
最大の違いは日本は速度が10キロを超えたあたりから徐々にアシスト力を下げていくのに対し、
欧州では25キロまでフルパワーでアシスト、圧倒的なパワーで軽く流す程度の走りなら
自身の力はほとんどいりません
その分、バッテリーの減りは早そうですが・・・
日本のe‐BIKEは「型式認定試験」を通ったもの以外は違法となります。
写真右側の部品一覧に載っているパーツを純正以外の物に交換すると「違法改造」に
なってしまうそうです
現実的に無理がある(チューブとか)とは思いますが、そういう事らしいです
気を付けましょう
バッテリー劣化についても教えて頂きました
サイクル劣化→充電を繰り返すことによっておこる劣化
サイクル劣化は100回の充電/放電で3%の劣化を引き起こすそうです。
カレンダー劣化→保管状態による経年劣化
保管温度や気温によって左右されるそうです。
バッテリーの内部温度が常温だと一番劣化しないそうです
内部温度が0℃以下及び41℃以上になると急激に劣化が進むそうです
充電量も80%~100%の状態が一番バッテリーの寿命を縮めてしまうそうです。
グラフは温度と充電量の関係性を表しています。
100%充電で保管温度が60℃になる状態で保管すると1年間で15%も寿命を縮めてしまうことに
何回も充電を繰り返すサイクル劣化よりも、カレンダー劣化の方がバッテリーに負担がかかるんですね
(※あまりバッテリーが減っていないのに常に満充電するという使い方もバッテリーの寿命を縮めます)
ですので「あまり乗る機会が無い」という方は、充電量を79%以下で涼しい場所で保管すると長持ちしますよ
これからe‐BIKEの市場も拡大していくと思われます。
基礎知識として知っておくとよいと思いお伝えしました~