オリーブサイクルなう

香川県飯野町スポーツ自転車店の情報発信ブログです。

ウィリエール研修ツアー その3

2016-06-04 16:32:25 | 旅行記

こんにちは

ツアーはいよいよニューモデルの試乗会となります。
このテストライドによって販売店は商品の特性を理解し販売につなげ、
メーカーは販売店からの情報を基に新商品の開発に役立てます


ここでニューモデル試乗の様子を
とお伝えしたいのですが情報規制の為、エイドステーションの画像でお茶を濁します


ライド終了後にはホテル近くのBARでジロ・デ・イタリアの生中継を観戦します
この日はニーバリが逆転優勝に望みをつなぐステージ優勝を果たした日です。
ゴール間際ではBARのオーナーも中継に目が釘付けになっていました。


店内には自転車にまつわるオブジェがさりげなく展示していました


「プントロッソ カステル・ブランド―」も見学させて頂きました


ウィリエールのコンセプトストアらしく、ウィリエール一色です


翌日はMTBのテストライドです
日本で唯一販売されているフルカーボンの「101X」
(フレームセットのみの販売となります。)


比較的簡単な平坦メインのコースをライディングします。
MTBはひっくりかえるような道を走る事があるので、カーボン製の製品を店長は避けていました
今回のライドでフルカーボンMTBを乗った感想は、とにかく軽いので平坦路も快適に楽に走れる点と
ガタガタとした道の路面の突き上げがリアサス並とまではいかずとも良く吸収してくれました
激しい道を行かない「街乗りがメインだけどちょっと悪路も走りたい」と言う方にお勧めだと思いました
もちろん激しい道を難なくこなす上級ライダーにもお勧めです


実は店長ロードテストライドの日にのどの痛みを訴えており、
翌日のMTBテストライドの日に発熱し風邪でフラフラになっていました
なのでMTBの後は部屋で薬を飲んで寝込むことに
他の参加者たちはMTBテストライドの後、フリーライドに出かけたり
前日に行ったBARでニーバリが優勝を決定づける生中継を見に行っていたそうです。
(ゴール間際の5分間はBARの店員さん一同、全く仕事をしていなかったそうです


翌日はヴェネチア市内に移動して少しばかり観光する事になりました。
ジロの記事が載ったガゼッタ(スポーツ新聞)を買いに行きましたが、イタリア人選手が優勝を決めたこともあり売り切れ続出


全員で集合して「さあ、出発」という時に突然の暴風雨


天気も何とか回復して定番の「サンマルコ広場」に行って来ました


いよいよイタリアを発つ前に地元の自転車屋さんを見学させて頂きました


なんと ボッテキアのママチャリが


カワイイママチャリも展示していましたよ


地元スーパーにも立ち寄りました。
ハムとチーズコーナーの専有面積が凄かったです

長い様であっという間だった「ウィリエール研修ツアー」でした。
自転車の本場の空気は素晴らしく、自転車文化がしっかりと浸透していると思いました。
移動中よく目にしたのは若い世代はもちろん、老年のご夫婦がペアでたくさん走っている光景でした。
ウェアも日本では「本気で走っている人みたいで恥ずかしい」と言われたりするのですが、
現地の人は皆さんきちんとウェアを着こなし、ウェア姿のままカフェでエスプレッソを飲み
生活習慣の一部として溶け込んでいました。
田舎という事もあったのでしょうが車も自転車に対して優しく、煽ったりする事も無く
車を止めて自転車を優先させてくれるなど、とても紳士的な方が多かったです。
改めて文化の違いを実感できたことは良い経験となりました。
もちろんニューモデルの情報もしっかりと仕入れていますので、イタリアの素晴らしい自転車メーカーである
「ウィリエール・トリエスティーナ」を検討されている方は是非ご相談にお越しください
皆様のご来店をお待ちいたしております

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ウィリエール研修ツアー その2

2016-06-03 23:26:19 | 旅行記

こんにちは
昨日に引き続き、研修ツアーのご報告です。


2日目はウィリエール本社に向かいました。
イタリアの大企業らしく社屋が拡張工事によりどんどん大きくなっています


駐車場には実際にジロでサポートしている車が


ウィリエールの歴史展示場です。
話題のスラムEタップを搭載したZERO7が


日本では見ないMTBも


ランプレ時代のスーパーレジェーラ


パンターニが実際に使用したTTバイクも当時のまま展示しています。
もちろんハンドルを握ってきましたよ


リアディレイラーの元祖がありました。
棒でチェーンを引っ張り上げたり、脱線させたりして変速するそうです

その他、巨大な倉庫や生産現場にも行きましたが情報規制の為自粛です


そしてなぜだか地元のグラッパ工場へ見学に
近未来的な建物が印象的です。


研究室を見学したり、セミナー室でグラッパの歴史をレクチャーしてくれます。


お待ちかねの試飲会
ガイドの おばちゃん お姉さまがアンダートークをぶちかましていました


そして本日のお宿「カステル・ブランド―」へ
なんとお城を改装したホテル
一同「うぉぉぉ すげぇぇぇ こんなところへ泊まれるのか

ケーブルカーに乗ってお城に向かいます
結構な高さですね


まさにドラクエの景観


フロント周辺
まさにドラクエ
しゃべる声が「ポロロ、ポロロ」と鳴ったり、
階段を上る音が「ザッザッザッ」と鳴ったりしそうです。


ケーブルカーに乗るフロアにはウィリエールコンセプトストア「プントロッソ カステル・ブランド―」があったり


お土産屋さんがあったりします
実際に十字軍が駐留していたこともあり十字軍フィギュアや武器・鎧が販売されていました。
私はここを「武器屋さん」と呼んでいました。
ここで装備していくかい?


近衛兵でしょうか?


ウキウキ気分の中、私たちは現実を知るのでした。
私たちの泊まる部屋はお城では無く
城下にある「それは悲しい別館」でした。
何気に星も一つ落ちてるし・・・


もちろんお仕事もしていますよ~
夜はニューモデルのプレゼンです。
画像に落書きがしてあるのは情報規制の為で~す。


余談ですがお城の中には拷問室が当時の様子を再現して残されています。
実際目の当たりにすると「ゲゲゲッ」と何とも言えない気持ちになるので
「別館で良かった」と本気で思ってしまいました。

研修ツアー その3に続く

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ウィリエール研修ツアー その1

2016-06-02 21:54:45 | 旅行記

こんにちは
世界中のウィリエールディーラーを集めて新製品発表・研修を行う「ウィリエールツアー」に
110周年という記念の年にお招きいただきました。
このツアーはウィリエールの生まれた地をおとづれ、家族のようにもてなし、
商品知識を深く身につけて貰い、ウィリエールというブランドを好きになってもらう為のツアーです。
おもてなしを受けるので接待旅行的ニュアンスもありますが、販売店の考えを経営陣に
直に伝えることのできたり、販売店同士の情報交換の場であったりと
お互いの成長に欠かせないツアーとなっています。


関西空港にて出発を待ちます。
飛行機は何度乗っても良い気持ちがしませんねぇ~


出発してしばらくすると機内食が運ばれてきます。
就寝前のリラックスタイム
10時間の長~いフライトは中々しんどいです


出発して10時間すると乗り換えの空港「ドバイ」に辿り着きました
産油で潤う国らしく高級品がズラリと並んでいました。
このダダ広い空港で乗り換えの為、3~4時間待ちます。


そして5~6時間のフライトを経て、眼下にはようやくイタリアの地が


到着してホテルにチェックインした後はウィリエール生誕の地「バッサーノ・デル・グラッパ」の街を散策します


小さな町ではありますが歴史を感じさせる美しい街並です


バッサーノの名所、ブレンダ川にかかる橋「モンテ・ベッキオ」にやってきました。
あいにく補修工事中でしたが橋から見る景色は中々の絶景でした
カップルもイチャイチャと
このブレンダ川の川沿いに1906年ウィリエール最初の工房が出来ました。


町の中には名産品である蒸留酒「グラッパ」を販売する「POLI(ポリ)」がその歴史を伝えています


街一番と評判のジェラートも頂きましたよ~


そしてホテルに戻って明日の本社訪問に備えるのでした。
テレビをつけるとドラえもんが
イタリアのドラえもんの声はやたら甲高かったです。
研修ツアーその2へ続く

 

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私の中ではとてもワールドワイドな話。

2016-02-18 21:12:01 | 旅行記

こんにちは。ファントムSです

土着な男につき、海外はおろか飛行機に乗った事すらありません。2年ぐらい前まで飛行機に乗る=パスポートがいると思ってた男です。ちなみに新幹線は2回乗った事があります。

 

そんな私が夜、寝る前に考えるくらいイタリアに行きたいと最近思っています

そう「ラ・ピナ サイクリングマラソン」です。

http://www.cyclowired.jp/microsite/node/145808

http://plus.tobutoptours.jp/bicycle/pinarello/

DOGMAちゃんに乗って有名なコースをみんなと走ったりSKYの選手に会えたりピナレロ社主催の特別招待ディナーパーティーに参加したりと、私にとっては視野の広がる魅力的なツアーがあるんです

我が店長の体験談を聞いて参加する方向で考えてるんですけど海外行った事無いしなかなかよいしょのいる金額だしでおっくうなんです・・・

今回のブログは言わばツアーの紹介なんですが、「行くよー」な方とか「行った事あるよー」な方とかメッセ頂けたらありがたいです。行きたい指数が上がります故。

気になってるor気になったと言う方は良かったら行けるかどうかはわかりませんがこんな私でよかったら誘ってあげて下さいお願いします



そんな私のボヤきブログでした


じゃあまた






 

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新年の御挨拶と年忘れロングライドご報告

2015-01-04 15:54:28 | 旅行記

こんにちは

明けましておめでとうございます。
本日は新年初売りと言う事もありまして、たくさんのお客様にご来店いただきまして誠に有難うございます。
本年もオリーブサイクルをよろしくお願い申し上げます。

さて、新年一発目のネタが昨年末に個人的な挑戦として行いました「年忘れロングサイクリング」です。
この企画は当店から松山市にある、とんかつ店「清まる」に行って帰るルートラボ上の距離で320キロを1日で走るという
「年末の忙しい時期に無茶苦茶な企画を立てるな」と皆様から絶賛された楽しい企画でございます。
そんな企画なので参加希望者はサッパリ現れず「一人で頑張るか」と思っていた矢先にK・T氏が
「片道だけなら行きますよ」と嬉しいお言葉
そして前日に突如参加表明してくださいましたN森氏が加わり出発となりました。


30日、朝6時、夜も明けぬ時間に全行程走破を目指すN森氏とお店にて合流


写真ブレブレでスミマセン
多度津のローソンにて比較的気持ちが楽なK・T氏と合流
ここまでは風があまり吹いていなく快適に来れましたが・・・


詫間付近でK・T氏のタイヤがパーンと甲高い音と共にパンク
前日に万全を期す為にかえたチューブが噛みこんでいたためのパンク。
(今度噛みこませないコツを伝授しましょう)
ちなみに多度津を越えたあたりから、ものすごい強風(向かい風)となり
小雨にも見舞われ、この時点でモチベーションはダダ下がりです。


気を取り直して強風の中ひた走り、ようやく豊浜の道の駅まで辿り着きました。
あまりの強風にスピードもMAX25キロと伸びず、予定時間をどんどんロスしていきます。
常に坂を上っている感覚なので唯一の峠(四国中央市と新居浜市の間くらいにあるちょっとした坂)は
激坂のような錯覚に陥っていました。


新居浜市を越えたあたりから少し風も和らぎ、西条市内は快調に走れました。
この付近から自転車をバックアップしている県と言う事もあり、道も走りやすく、車も自転車に優しい感じです。
多くのサイクリストを見かけだしたのも西条市あたりからでした。
余談ですが香川県を出るまでの間に対向車道の隅を左右に揺れながら歩く酔っ払い?と、
前方不注意で車体の左前が壁にめり込んでいる車が一台とデンジャラスな光景を目の当たりにしました。
(酔っ払い?さんは脇道にそれていなくなりました、めり込んでいる車の運転手さんはケガもないようで自力で助けを呼んでいましたよ。)
年末と言う事もあり、気持ちの緩んだ方が多いので肝を冷やします。
そんなこんなで今治まで到着
松山までこのままのペースでいけるかと思いましたが、海岸線から今まで以上の逆風が・・・
N森氏と先頭交代をしながら向かいますが、北条の海岸線でK・T氏がハコガクの荒北さんのように千切れていきます。
しばらく停車して待っていましたがK・T氏の申し出により、荒北さんのごとく捨てていく事となりました。(この時点の総距離150キロ位)


K・T氏と別れた後、しばらくして松山市内に突入
「清まる」さんをグーグルマップで探して向かうとそこは移転前の場所でした・・・
マップで確認しながらうろうろしていると、目の前にはK・T氏が
「K・Tお前生きていたのかー」と「魁!男塾」のキャラ復活のごとく再会を喜び合うのでした。(この時点の総距離165キロ位)
そして全員で「清まる」さんに到着
予定より2時間遅れの到着となりました。(この時点で15時)

とんかつ「清まる」さんと言えば、知る人ぞ知る「とんかつパフェ」
私は迷わずにパフェを注文
N森氏は「とんかつチャーハン」と、お土産用に「変わりとんかつサンド」
K・T氏は「かつ丼」と「とんかつパフェ」・・・
と凄い食欲を見せ、奥様の為に「普通のカツサンド」をお土産に買って帰る優しさを見せていました


「とんかつパフェ」には食べ方説明書が付いてきます。
(味の方は行ってみてのお楽しみ
「清まる」の女将さんらしき方から「自転車でどちらからお越しになられたのですか?」と尋ねられ
「香川県の宇多津と言う瀬戸大橋側の町から来ました!」と答えると、一瞬微妙な空気が流れ・・・
「明日からお休みだったんですよ、良かったですね」と優しく接してくださいました。

おなかも膨れたところで復路に突入するのですが、この時点で私の自主規制はクリームの塗り忘れによりサドルに擦れて切れだし・・・
右膝の古い怪我も再発し、全く帰れる気がしません
このまま輪行で帰る「K・T氏の輪行袋をどのようにして手に入れるか」と言う邪まな考えが頭の中を駆け巡ります。
しかし邪念を振り払い笑顔でK・T氏を見送り、N森氏と共に復路に出発
N森氏には「突然いなくなるかもしれませんが、構わず捨てて行ってください」と告げひた走ります。
帰りは若干のくだりと追い風により、行きよりも快調なペースで走れます。
そして感心したのはN森氏のタフネスぶり、補給もほどほどしかとらず、膝の痛みで前を引きに出れない私を黙々と引いてくれます。
あっという間に西条までたどり着きました。(この時点で2人ともまともに自転車の乗り降りが出来なくなっています。)
新居浜市の峠を無事に越え四国中央市にたどり着き、後は気持ちさえ切れなければ完走できるそう思った矢先・・・
私のフロントライトが「もう、腹ペコですわ~」と今にも電池がきれそう・・・
そしてその時は突然訪れました・・・
このまま走行しては危険と判断し、「豊浜の道の駅」で嫁に迎えに来てもらう事としました。


道の駅 豊浜で無念のDNF (この時、21時)
後、35キロ~40キロ位でゴールだっただけに非常に残念です。(この時点で総距離290キロ位)
N森氏は「最後まで走り抜けるんや」と頑張り無事にゴールしました。
店長的には悔いの残るライドとなりましたが、次回の課題として頑張ろうとやる気にもなりました。
次回開催時に一緒に行ってくれる方、お待ちしています。
ちなみにお正月は古傷の再発により、違う意味での寝正月となりましたが・・・

300キロはさすがにやり過ぎで参加者も少ないと思うので、100キロ~150キロ、150キロ~200キロ位のロングの走行会日を
月に1度は開催したいと思います。
距離は走ってみたいけど1人は心細いと言う方は是非ご参加ください。
新たな発見があなたを待っていますよ。

それではオリーブサイクルを今年もよろしくお願い申し上げます。

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