オリーブサイクルなう

香川県飯野町スポーツ自転車店の情報発信ブログです。

たま~にゴリ付いちゃいますね ( ;∀;)

2020-07-11 18:30:50 | メンテナンス

こんにちは

「今年の梅雨は早く明ける」当初はそんな予報でしたが、
ふたを開けてみると連日の大雨ですね
「8月まで梅雨明けしない」そんな予想も出ています
豪雨災害に見舞われた皆様のご無事をお祈りしています

雨続きと言うこともあって、ホイールのメンテナンス依頼を承りました
長年使ったカンパニョーロホイールのハブがゴリゴリしているそうです


中を開けてみると、玉当たりの部品と


リテーナーに虫喰い穴が見受けられました
こちらの交換作業をいたします


ついでにベアリングとシールも交換しましょうということでセットになった
ハブキットを入荷しました


グリスは推奨のモーガンブルー・コンペティションカンパグリス
を使います


リテーナーを専用の工具で抜いていきます


抜けました


今度は新品のリテーナーを専用工具で圧入します
まっすぐ圧入しないと壊れてしまうので気を使います


キレイに取り付けれました


玉押し部品も新品に


専用グリスをたっぷりつけてキレイに組付けなおしたら完成です
非常になめらかな回転を取り戻しました
「ホイールがゴリゴリと引っかかる感じがする」そんな時は今回のように
虫喰いしている可能性があります
部品交換をしてスムースな回転を取り戻しましょう

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たま~にくっついちゃいますね ( ;∀;)

2020-07-06 18:05:53 | メンテナンス

こんにちは

雨が続いて乗れない日が続くとメンテナンス依頼が増えます
今回は「ボルトが固着してリベットごと回転しまうのをなおして
というご依頼です
このような場合はリベットの打ち換えを行います


まずはインパクトドリルでグスグスになった古いリベットを削り落とします。
この際フレームを傷つけないように、ドリルを斜めに回転させながら
ちょっとずつ削っていきます
ある程度薄くなったらペンチでつぶれるので、つぶしてフレーム側に落とし込みます


上下ともキレイに外せました


こちらが新品のリベット
大きさに種類があるので気を付けましょう


こちらの工具を使います


リベットをセットして


しっかり打ち込み(カシメ)ます
この際カシメ方が甘いと簡単にぐるぐる回ってしまうので、しっかり力を掛けます


キレイに取付出来ました


再発を防ぐためにネジ山にしっかりグリスを塗りましょう
汗やドリンクが原因で固着してしまうので、たまにはボトルケージを
外してやりましょうね

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だいたいの基準♪

2019-05-23 19:50:34 | メンテナンス

こんにちは


昨日は臨時休業しまして「シマノ」様、展示会に行って来ました
本来なら新商品のご紹介をするのですが、情報規制の為に公開できません
はい、ブログネタが無くなってしまいました
仕方ないのでちょっと小ネタでお茶を濁します
以前ふれた「定期的にメンテナンスしましょう」について「いつしたらいいの」という
お問い合わせを頂いたので大体の目安をお知らせします
まずタイヤですが、工業基準で3000キロは使える設計だそうです。
とはいえ、タイヤの性能や使い方、保存状態により寿命は変化します。
見た目の目安として丸かったタイヤの表面がすり減って平らになってきます。
これが大体1cm幅くらいになると交換した方が良いです。
(だいたい5千キロくらい走ると1cmくらいの幅になります)
その他、大きくひび割れていたり、何か大きなものを踏んだりカットして大き目の穴が開いたりした時は
すり減っていなくても交換になります。
次にチェーンですが、当店では5000キロを限界として交換をお勧めしています。
(6000キロまでOKと言う方もいらっしゃいます)
次にワイヤー類ですが1万キロが交換目安となります。
変速回数が激しい人などはそれよりも早く切れてしまう(ささくれてしまう)ので
自主的に早めの交換をしましょう。
この辺りが大体の目安となります。
毎日のように乗る方は1年に1回、週末ライダーの方は2年に1回はオーバーホールして
愛車をリフレッシュしましょうね

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そろそろ計画しておきましょう!

2019-05-17 20:47:25 | メンテナンス

こんにちは

先日参加したイベントで気になった事がありました。
パンクで停止している方がいたのでお手伝いをしたのですが、タイヤが摩耗して
タイヤに穴が開いたのがパンクの原因でした。
タイヤに穴が開きそうなのをご本人は自覚していたらしく「もうちょっと使えるかも」と
思っていたそうです。
よくよく車体を見るとタイヤだけでなく、全体的に整備不良が見受けられました。
その方はそれが危険だと言う自覚が無いように感じました
私もお店で接客している時感じるのが「スポーツバイクは楽しいけれど、危険を併せ持った乗り物」と
言う事を知らない(分かっていない)方が多く見受けられます。
ロードバイクは下り坂で出そうと思えば60キロ~100キロ位のスピードが出ます
ゆっくり下っても30キロ位は出てしまいます。
30キロのスピードでも転び方によっては大けがをします
ですので日頃のメンテナンスは欠かせません
自分一人で転ぶだけならまだしも、近くを走っている人も巻き添えにしてしますこともあります
レースイベントなら多くの人を巻き添えにしてしまうでしょう
もうそろそろ梅雨の足音が聞こえてくる時期なってきました
自転車に乗る機会が減るこの時期に総点検(整備)しておきませんか
キチンと整備された自転車で楽しくイベントに参加しましょう

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リムテープを交換しましょう!

2018-07-16 20:48:00 | メンテナンス

こんにちは

暑い日が続きますね、暑い中パンクなどするとイライラがMAXになってしまいます。
パンクを少しでも回避するためチェックしておきたい部品をご紹介します。
パンクの原因は主に異物を踏んでしまう、タイヤをチューブごと石などでカットしてしまう、
段差で打ちチューブを挟み込むリム打ちパンク、そしてリムテープの劣化によるパンクなどがあります。
最近多いパンクがリムテープの劣化によるパンクです。
「リムテープって何?」と言う方向けにご説明します


一般的なクリンチャーホイールはリムにスポークニップルを通すための穴が開いています。
この穴がむき出しだと穴のエッジでチューブを切ってパンクしてしまいます。
それを防ぐのが「リムテープ」というモノです。
写真の赤色に白色で「Vision」と書いているのがリムテープです。
このリムテープは消耗品で経年劣化してきます。
経年劣化するとスポークニップルを通す穴に食い込んでいき、最終的に保護の役目を果たさなくなってしまいます


ニップルがリムに出ているリムテープは劣化するとこんな感じになります


穴の内側にニップルが入るタイプのリムテープは経年劣化すると
穴にくぼんだ感じになります


出先でリムテープが劣化したパンクをすると予備チューブに入れ替えてもすぐにパンクしてしまいます
交換目安は一年に一回くらいです。
リム幅によってテープのサイズがあるのでお気を付け下さい。
ずーっと交換していない方はお早目の交換をお勧めしま~す

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